先生ブログ
6年生🌸春🌸卒業
2024年03月13日 18:44
桃の蕾も膨らみ季節は3月に。
子供達の巣立ちの時も間近に迫って参りました。
低学年から見てきた子供達が小学校を卒業し,中学生となるこの時期は、いつも感慨深い気持ちにさせられます。
国語の授業を通して、勉強だけではなく、人として大切なことも伝え続けてきたつもりです。
そして6年生には、「生い立ちの記」を書くことを小学生最後の課題として出しております。
誕生から現在に至るまでを文章にまとめて参ります。
冬休みの課題として「自分年表」を作成。
ご両親をはじめ,周りの方に小さい頃のエピソードや、生まれた時のこと,名前の由来などを取材して作ります。
こちらを元にして文章にまとめていくのですが、最後には作文用紙10枚以上もの大作となります。
最初は、
「えーーっ?」
「そんなにかくことなーい。」
「むりー!」
と言う声もきこえてくるのですが、
年表が仕上がっていざ書き始めると、このような声はまったく聞かなくなります。
それぞれが、喜喜として黙々と書き始めるのです。
下書きを一緒に読みながら、
涙を堪えることも度々あります。
子供達が綴る文章には、お父様、お母様の愛情や想いが溢れているからです。
子供達もどんなに自分たちの誕生をご両親が喜び、どれほど大切にされてきたかを目の当たりにし、気が付きます。
節目となるこの時だからこそ書けるものであり、自分の歴史として彼らの
一生の宝になればと思います。
そして,今年も思います。
なんて素敵な子供達!!
これからもずっと彼らの幸せを願い、夢が叶うよう応援し続けていこう!と。
そして、お父様、お母様の大切な宝物であるお子様を私どもに託していただいたことに感謝し、責任の重さを改めて感じております。
ご卒業おめでとうございます!
そして,彼らの輝く未来に乾杯!!
駿英ゼミナール 山根美恵子
(使わせてもらった 写真はもうすでに中学生、高校生になっているお兄さんのものです。表紙は昨年作ったこのものです。「本人はこんなに大きくなりました写真」は恥ずかしいとのことでしたが、皆立派になりましたね)