先生ブログ
正しく恐れるために
2021年01月19日 17:57
こんにちは、感染者数はまだ増えていますね。
感染者数が多いから 外に出るのが怖い と言っている子がいましたので、彼女に話した内容をせっかくなので共有します。
普段 何のために勉強するのか? 何の役に立つのか?
今のような事態の中だと それはとても説明しやすいと思います
「流れてくる情報を取捨選択し」「精査して」「正しい解釈をする」
これができれば 踊らされずに、自分の判断で適切なl行動、答えが取れるよね。
その為の 訓練として、自分の頭で勉強して考えるんだよ。学生の間に。
と言いやすいですね
上記の生徒にですが、伝えたのが、今出ている感染者数はいったいいつ 感染した人数ですか? ということですよね。
症状が出ない潜伏期間が1~14日なので、さらに検査して結果が出るまでに時間がかかりますので 二週前~三週前 の行動の結果が今出ている結果ということですよね19日、都内の感染者数が1240人です。
これはいつの行動の結果ですか?と考えると、短く見積もって1月5日、長く見積もると年末付近ですよね。 あの時期緊急事態宣言は出ていませんでしたよね?
私の地元の神社には 人の行列ができていました。飲み屋で飲んでいる人たちも年末 お正月はまだいましたよね?時期も時期だったし。
その結果が今の数字です。
これって今恐れることなのか?ということですね 確かに 周りで感染している人たちは多いから注意するべきはするべきですが、 緊急事態宣言前の日本人が最もマスクを外して もっとも騒ぎやすい時期に感染した可能性の高い人たちの数字ということを考えると
実は一番恐れて 一番警戒すべきだったのは 年末付近だったということですね。正しい認識で、正しく恐れる。
逆に今回の緊急事態宣言のスタートは7日ですから 21日~28日の間にその効果が出始めるということなので、ここで人数は減るはずですが、ここでもし下がらなかった場合はいろいろと情報を集めて精査して新たな対策が必要になりますよね。
こうしたことを子供たちに説明するのも私たちの仕事かなと考えています。
もちろん医療現場のひっ迫、 重体者数や 家庭で待機している人たち そうしたことを考えて 油断すべきではないですし、今までと同様 しっかり自粛はしていきますが、何を恐れて、何はOKラインなのか。そうしたことを理性的に 冷静に判断して行動基準を 決められるような、そんな大人に子供達にはなってもらいたいと 駿英ゼミナールでは考えていますので、
やるべきことをしっかり やりながら、 油断はせず、必要以上に恐れたり反応はせず、 きちんと大人の背中を見せていきたいと 考えています。
必要以上に踊らされたりはせず、しっかりした判断基準を持ち、今まで同様しっかり対策はしながら 日々生活をしていきましょう。