先生ブログ


定期テスト対策 基準を上げてゆく

2025年02月16日 15:07
こんにちは本日は 南浦和中 内谷中学校の定期テスト対策です。
もちろん本日対策も行うのですが、大事なことは「この日までに提出物を終わらせる」ことを目標にして、ここから2週目、もしくは類似のプリント演習を積み上げること、ここが狙いになります。
成長とは?と考えた時に、「当たり前の基準を上げていくこと」 テスト前だから、ではなく、普段の基準をどれだけ上げていくのか、
その子にとっての普通がどれくらいなのか?
ここは1番のポイントになるなと考えています。
これは一朝一夕では上がりません。個人個人によっても段階は違います。
これを定期テストごとに見て行く。成長具合、もしくは堕落具合笑 をです。
※もちろん堕落は引き上げますのでご安心ください。
ここら辺を見て行く中で、どのように引き上げてゆくのか、継続させてゆくのか、ハッパをかけるのか、認めて褒める部分なのか、これらを毎回毎回考えていき、実行していきます。
そして、これらの実行のための1番のベースになるのが、その子のことを講師陣がどれだけ知っているのか理解をしているのか、情報を把握しているのか、になります。
もちろん見落としも起きることがありますし、ご家庭との連絡をとりながら、我々も視点を増やして、そこを取り戻し、積み上げてゆきます。
そのために、子どもの環境を知ろうとすること、それは勉強面は当たり前ですが、生活面、学校生活、お家での様子、これらを知った上でオーダーメイドで
一人一人を見ていく中でしか、彼らの中での変化を作っていくことはできません。
変化というのはもちろん「基準が上がる」
ということです。これらを一個ずつ積み上げてゆく中で気がついたら こんなに成長していた、こんなに変わっていたのかと、驚く場面に出会うのはご家庭だけでなく我々でもそうです。
だから一瞬先が見えないな、とか不安になられることはあると思いますが、気がついたら、の日は必ず来ますので、
じっくり見守っていただければと思います。
(駿英では1学期に二回個別面談をして、それらは講師間で共有していますが、それでも成長のタイミングは、気がついたら、です。)
そして今回、もっと長い時間軸での話を一つお伝えできそうです。
先日、OBの子達と会いました。26.28になる子たちですが、立派に社会に出て活躍していますが、昔の話になった時に
学校に行けない時期があったり、お父様との物理的なものも含めたぶつかり合い、学校での喧嘩や部活での揉め事、
色々出てきました。
色々あったという今では笑い話ですが、本当に思ったのは
「順調なだけの子は1人もいない」という当たり前のことです。
どうしても自分の子どもは特別やらないんじゃないかとか、問題なんじゃないかとか、今後も変わらないんじゃないかと、どうしたって考えてしまいがちです。
みんなそうだったし、何か問題があるということが逆に健全なんですが、それらを取り組んで乗り越えて行く中の成長は時間はかかります。
ただ、その時間こそが後々子供たちを支える経験になるんだなと、立派になった彼らをみて、再確認再認識しました。
あともう一点 もうちよつと身近なところでの成長した塾生の姿をお伝えします。
写真を下に上げますが、休憩時間の中3です。
休憩時間中ですが、何をしているんでしょうか?
彼らも中1中2の頃は 忘れ物をして居残りさせられたり、学校の提出物を出しておらず塾に呼び出してやらせるなど、色々ありました。
しかし現在彼らが休憩時間中に、
受験勉強の傍ら、見ているのは「センター試験、共通テスト」つまり大学受験の数学の問題を見ていました。
今の俺たちでもやれる問題あるかな?と探して、高校受験の知識でチャレンジをしていました。
基準が上がった いい光景だなと思います。
昨年や2年前の休み時間に、こんなことしてる姿は想像できなかったです。携帯ゲームか外に避難してるか、どちらかしか想像にありません。
ただ現在、彼らの中で 自分で勉強する習慣がついてきた、実力も上がってきたという自覚と自信から、さらに先の可能性に関して 考えたりチャレンジすることを楽しめるようになっているんですね。
前向きな勉強への好奇心や姿勢が生まれている、成長の証拠だなと、しみじみ感じました。
どの子も必ず変わっていきます。大人がしっかり腰を据えて見守ってあげること、結果で我々大人が一喜一憂せず、プロセスを見てあげること、長期的な目線においては信頼してあげることだけが、子供の自信を育む土壌になります。
現在ご協力いただいている各ご家庭のみなさま、ありがとうございます。
今後もお任せ下さい。
子どもたちの変化、成長をお見せできる日を必ず引っ張ってきますので、よろしくお願いします。
※ 白幡中、岸中、与野西中の定期テスト対策は来週になります。