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お久しぶりです黒沢です!! バトンブログ「おススメ小説」
admin
2013年03月30日 14:33
みなさん、こんにちは! 英語を担当している黒澤です。
ずいぶん前に、山本先生からバトンを頂いていたのですが、投稿が
遅くなってしまいました。。
中学3年生のみなさんと高校3年生の皆さん、受験本当にお疲れ様
でした! そして卒業おめでとう! これからの新しい学校生活、部活
に勉強に全力を尽くしてくださいね!!
南浦和中学校、内谷中学校、白幡中学校、岸中学校、大谷場中学校、それぞれの学校に通いながら学んだことをしっかり今後に活かすことが大事なことです!
さて、本題に入りまして私の好きな本についてですが、、、
私は大学で英文学を専攻していたので、たくさんの英文学を読んで
きました。それぞれの文学を読む際には、かならず作者の経歴や人生
を調べ、またその作品が書かれた時代の社会背景も調べます。
そうすることで、その作品が書かれた意義や、作者の意図などを
読み取ることができます。 ただ本文を読むだけではわからないこと
がわかったり、新しい批評をすることができるので、それらを調べること
はとても重要なことでした。このことは日本文学にももちろんいえる
のではないでしょうか。
私が、大学生活で、最も印象に残った本は、Nathaniel Hawstorneが
書いた、"The Scarlet Letter" 〈緋文字〉という本です。
読んでいて、とても暗い気持ちになる本なのですが、当時のアメリカ
社会の状況や、新しい思想についてよく理解することができます。
また、宗教がどれだけ当時の社会の人々と密接に関わっていた
のかも知ることができます。
この作品の主人公は"Hester"という女性で、
牧師と浮気をしてしまい(Hesterは浮気相手が牧師であると
言う事は周りには隠します)、罰として胸に緋色のAの文字をつけて
生活をしなければなくなります。また、牧師も自分の罪を周りに告白
できないという苦悩にかられます。
キリスト教は浮気は絶対に許しません。その中で必死に生きていく
Hesterと、愛に生きるHesterにとても共感できます。
興味を持った方は、日本語訳も出版されているので是非呼んでみて
下さい。
長くなりましたが、ここで次のバトンを山根先生に託したいと思います。
山根先生はどんな本を紹介してくれるか楽しみですね。
どうぞ、お楽しみに!