先生ブログ
見方を変えると味方に変わる?<前編>
坂本英司(木崎校舎塾長)
2015年06月15日 6:38
こんにちは。
坂本英司です。
最近だんだんと暑さが増してきましたね。
受験生諸君、より熱くなっていこう(笑)
、、みなさん、くれぐれも体調には気を付けていきましょうね。
(むしろ私がいつも心配されているような。。)
文章が長くなりそうなので、前編・後編に分けて記載します。
それでは前編を始めます。
<前編>
ある国語の授業中のことです。
文法を解説している時に目が合った生徒がポロっと言いました。
「なんか先生っていつも楽しそうだよね。なんでだろ?」
私は数秒間沈黙した後、
「楽しそうなのは実際楽しいと思ってるってことじゃない?」(※)
笑って返したけれど生徒たちは、
「えー、意味わかんない」
「説明になってない」
「意味わかんないけど、なんかウケる」
「てか、たまにいきなりよくわかんないこと言って語りだすよね」
「でもおもしろいから、もっと語って」
表情はなにか話してアピール。
「はい、活用って言葉、なんだかよくわからないよね。でも実は単純で・・」
この日は入試に関係する重要なポイントが多く、
雑談語り合いを長引かせたくなかったので笑って流しました。
なので、唐突ですがここで語ります(笑)
当塾に来る生徒は始めからやる気がある子だけではありません。
「絶対〇〇高校に行きたいんです!」
こんな子たちも中にはいますが、
「無理」「眠い」「だるい」「やる気ない」「つまらない」
こういう子たちもたくさんいます。
最初はやる気がなかった子たちが日々対話を重ねていくうちに、
「先生、私ほんとにバカだけどやればできるかな?」
「できるよ。俺なんてトップレベルのバカだったから安心して。」
「なにそれ、とりあえず安心しとく(笑)」
すこしずつ希望を持ってくれる。
「先生、私がんばるよ。やればできると思う。」
「そうだね。わからないことがあったらなんでも聞いて。」
「じゃー、どうすれば宿題が減るか教えて(笑)」
すこしずつ変わろうと努力してくれる。
その姿を見ているだけで嬉しいんです。
休まないで出席してくれる。
それだけで嬉しいんです。
気持ちさえ前に向いているなら、今の実力はどうだっていいんです。
こっちがいくらキッチリやっていても、
成功ってやつはたいてい遅刻してくるものだから。
(後編に続く)
※あることを説明するのに同じ内容を繰り返して使うことを
トートロジー(同語反復)と言い、ロジカル(論理的)な会話にはNGです。
例1:教師A「教育とは、突き詰めて考えると教えて育てることなんですよ!」
例2:上司B「売上が増えないのは売れてないからだ!とっとと売ってこい!」
例3:部下C「お客様が怒っています!どうやら我々に腹を立てたようです!」
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