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先生ブログ

*教養クラス*

鈴木啓子

2016年01月14日 15:11

こんにちは。講師の鈴木です。2016年もどうぞ宜しくお願い致します。 中山先生、山本先生はキャリア教育について更新していましたが、 私は教養クラスについて書かせていただこうと思います。   この前の火曜日は新年1回目の教養クラスの授業でした。駿英ゼミナールの教養クラスは、学校の試験に出る内容ではなく、 「正解を出すために(発表するために)自分で粘り強く考える」 「自分の意見を伝えるために、ある物事について調べ、発表方法を考える」 など、学校生活や社会で必要な能力を楽しみながら身に付けてもらうクラスです。隔週で文系・理系内容に関する授業を行っていますが、昨年の最後の授業が文系でしたので、今回は理系に関するものを扱いました。   今回行った題材がこちらです↓   「タングラム」というパズルをご存知でしょうか。正方形を7つのピースに分け、それら全てを使って動物や物などのシルエットを作っていくパズルです。 子ども達は、悩みながらも自分で答えを出そうと真剣でした。 「ここだと違うな」「この2つを組み合わせたらどうだろう」 と、自分にしか聞こえないような声を出しながら解いていました。 「ヒントをあげようか?」と言っても、ほとんどの子どもたちが 「自分で解きたいからいらないです!」 と言って夢中で取り組んでくれました。授業時間が終わっても、 「お母さんがまだ迎えに来ていないからもう少しやりたい」と言って 残ってやっている子もいました。   私自身も幼稚園の頃、母にTパズル(Tの形を4つのピースに分けてシルエットを作るパズル)を買ってもらい、夢中になって取り組みました。そこから、もっと難しいパズルをやりたいと言ったところ、親戚の叔父がタングラムを買ってきてくれました。もちろん難易度は上がりますので苦戦しましたが、それでも諦めずに粘り強くやっていた記憶はあります。粘り強くやれた経験は、今もなお変わらずに私の精神の礎として存在しています。 「試行錯誤する力」は今後様々な環境で生きていく中で必要な能力です。色々な方法を試し、失敗・成功を経験して人は成長していきます。 失敗から学ぶこともたくさんあるわけですので、教養クラスでは失敗を恐れずに取り組むことを毎時間伝えています。今後も子どもたちには楽しみながら成長していけるように、こちらも工夫して教養クラスを実施していこうと考えています。ぜひ皆さんご参加ください。
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