先生ブログ
主体的にキャリアを考える
山本直樹
2016年01月13日 19:31
こんにちは。講師の山本です。
先日、塾長の中山が「キャリア教育」について書いていたので
私もその流れに乗っかろうと思います。
皆さんは、当然お子様に「勉強に主体的に取り組んでもらいたい。」と思っていますよね。私達講師陣もそのように常々考えておりますが、やはり自主的に取り組めること言われてやる子に分かれてしまいます。
主体的に取り組める子を何人も見てきましたが、共通して言えることが2点あります。
①科目に対する得意意識/科目に対する興味/科目が好き
教科に関心があれば、調べたり覚えたりすることが苦でなくなります。
むしろ、様々なことを覚えることで楽しみがより一層増大します。
保護者の皆様においては「趣味」がそれに当たるのではないでしょうか。
例えば、鉄道が好きな人は、電車の名前や形状、果てはモーターの違いまで事細かに覚えられますよね。
②自分の将来に明確なビジョンを持っている
先日の中山のブログにも出てきたタイプですね。
将来の付きたい仕事、もしくは将来も学んでいきたい/研究したいものを持っている。
こういうタイプの子は、将来から逆算して現在を考えることができます。しかも、将来までの設計があるので、目指す数値も具体的になり目標に対して使命感が生まれます。
当塾で「キャリア教育」に力を入れていくのは②のようなタイプの子を育てていくためです。そして、将来を見定めることで、
「進路を自分のこととして受け止める」・・・自分で高校を探す/探す努力をする
自分で説明会の日程を調べる
「定期テストや内申に対し使命感を持たせる」・・・上辺だけの目標ではなく何としても
その成績を取るという強い気持ち
という2点を子ども達に植え付けていきたいと考えています。
もし、皆さんのお子様がこのように主体的にキャリアについて考え、自発的に勉強してくれたら楽ではありませんか?
教育は、躍起になって子ども達に何かを与えようと考えるのではなく、如何に親が楽になるかを考えた方が却って上手くいくような気がします。
我が家にも娘がおりますが、どうしたらこちらの手を煩わせずに娘がピアノの練習をするかをよく考えています。ひとつ出ているこたえは「言っても、怒っても」無駄である。ということです。
彼女がピアノをやる意義を一緒に見つけてあげるしかないようです。
それと同じように皆さんのお子様とも、勉強をやる意義、目的をこのキャリア教育の中で一緒に見出していきたいと思います。