先生ブログ
ゴールから考える
坂本英司(木崎校舎塾長)
2016年01月24日 2:34
こんにちは。
坂本英司です。
とうとう受験期に突入しましたね。
受験日程が早い生徒たちからは、ちらほらと合格の連絡が届いております。
公立高校が本命の受験生はラストスパートですね!あとすこしがんばろう!
、、このタイミングでいち塾講師が言うのも変な話だと思いますが、
あえて言わせていただきます。
受験は結果も当然大事ですが、一番大事なのはマインドとプロセスです。
マインドとプロセスがブレている子は仮に受験がうまくいっても
社会人になってから挫折してしまう可能性が高いでしょう。
それはどういうことでしょうか、考えていきましょう。
突然ですが、質問です。
あなたは10年後の自分の姿が具体的に想像できていますか?
スポーツの世界で考えるとわかりやすいと思いますが、
「イチロー」「本田圭佑」「錦織圭」「石川遼」「羽生結弦」・・。
大人になって成功を収めている人たちの自伝を読むと、
子供の頃から将来の自分の「あるべき姿」から逆算し、
プロセスを考え、実行してきたことがわかります。
しかも、彼らはさらにより良くなるための努力を続けています。
小学生の頃は何となく日々を過ごしてきて、
中学生になってから勉強が嫌いになってしまった。
そんな子は今優先すべきことが理解できていないのです。
では、なぜ理解できないのでしょうか。
もうお分かりですね、ゴールが定まっていないからです。
将来の目標がないのに周りは「勉強しろ」と言う。
おそらく「素直な」「良い子」はその言葉に従うでしょう。
ただ、そんな子は社会人になってからこう言うはずです。
「先輩、次は何をすればいいですか?」
これって正しい成長でしょうか?
理想は自分で将来の目標を定め、計画し、実行することですよね。
では、どうすれば将来の目標が定まるでしょうか。
それには、いろいろな新しい刺激に接する機会を増やし、
「これだ!」と思うものを見つけることが大切です。
そのため、駿英ゼミナールでは毎月塾外でのイベントを実施し、
生徒たちの視野を広げるチャンスを作っています。
私たちは現在、このイベントの見直し、体系化を図っています。
生徒たちに将来身に付けてもらいたい能力をいくつかの要素に分け、
イベントを通して身に付けられるようなシステムを構想しています。
近いうちにこの構想を皆さまと共有できる日を楽しみにしています。
私たちは生徒たちの10年、20年先までを見据え、
生徒一人ひとりのキャリアを一緒に考えていきます。
そして、「計画⇒実行⇒確認⇒改善」のサイクルを回すことで
仮に途中でいかなるアクシデントが起きても軌道修正し、
最終的には目標に到達できるよう導いていきます。
次回は将来の目標設定のキーとなるマインドについてお伝えします。
え、私のキャリアプラン?
10年後のお楽しみに(笑)