駿英ゼミナールは南浦和、さいたま市南区の小学生、中学生、高校生対応の個別指導x少人数授業による受験を徹底サポートする学習塾です。



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プロセス>>>結果  

代表

2016年02月03日 15:58

中山です。 山本先生のブログにあるように集団の持つ「伝統や文化」を作ってゆくことは 非常に、非常に大事ですよね。 クラスやチームが持っている「当たり前の基準」 これって本人たちが気が付いたら「これくらいはやって当たり前だと思っていた」 という形で身に付けている のが理想ですよね。 これを育ててゆくことが「教育」の本道だと思います。 当たり前の基準を上げていくことで その子の持つ、頑張ればここまで手が届く 「可能性」が伸びてゆくんだと思います。ですから「子供の持つ当たり前」の習慣基準を上げてゆくことが 講師の腕の見せ所だというミーティングは駿英ゼミナールでは毎月行います。 さて、高校受験生の埼玉県公立受験、そして大学受験、私立国公立 共に ここからが本番です。 「当たり前」の基準は作ってきましたので、ここからはその上に乗っける テスト前の「追い込み」部分になります。気を抜かずに頑張っていきましょう。 さて、この時期には当塾では 新学期の保護者面談が始まります。 先日もあるお母様に来ていただき、普段の様子と 今後の取り組みを伝え、お家での様子などを伺いましたが その時に 駿英ゼミナールでは この時期までに終わっている 「私立中学受験」「私立高校受験」「国立高校受験」の合格結果を塾内に貼っているのですが、 それを見たお母様が 「駿英ゼミナールでは こういう結果を外に張り出さないのがいいですね。広告にも合格実績を載せませんけど何故なんですか?」 と聞かれました。 確かにうちでは 外に向けて合格実勢を発信はしないんですが、よくよく考えたら当たり前なんですよね。 私たちが常々子供達に言っているのが 「結果だけを見て一喜一憂している間は駄目だ、きちんと自分のプロセスと向き合って反省と改良をしていきなさい」と伝えています。 これは周りの大人にも言えることで、周りの大人たちが、子供が出してくる「結果」や「数字」に振り回されているのを見たら、子供が結果に至るまでの「プロセス」の方を大事にするわけがないんです。 結果だけを要求されている子はどうなるのか? 「やったふり」をしたり、結果について「嘘」を伝えるようになるわけです。 そんなのは「子供」にとっても「大人」にとっても良いことなど一つもありません。 成長が望めるはずがありません。 そこで 駿英ゼミナールの 合格結果に話を戻しますが、 私たちがいくら結果よりプロセスだと言ったところで 塾の外に「うちはこれだけ結果を出しています!」 広告に 「私立〇〇高校合格!国立◇◇高校合格!」 というものを打ち出した場合「言葉」よりも大きなメッセージが子供達に伝わります。 どんなメッセージか? 「大人も本当は結果が一番大事なんじゃないか」 子供としては 「結局結果を気にしてるんじゃないか。しかも入るのが難しい学校を自慢したいんだな」 これでは私たちが 子供達に伝えたいメッセージが伝わらなくなります。 ですからうちでは結果を外に向けて 発信はしません。 本当に正直言ってどうでもいいかな、と思っています。 大事なのは「子供達が自分が納得できる受験を経験したのか」 「悔いの残らない学生生活を送れるのか」 「次につながる学習基準を身に付けられるのか」 こういったところです。 ここをしっかり追求してゆけば納得の出来る「結果」 は付いてきますし、 何より大事なのは「合格した高校のレベル」ではなくて、 「そのこにとってベストな環境と言える高校」に合格することです。 そしてその環境の中で「成長」してゆけることが重要ですから、 まあ、合格した学校のレベルを云々というのは、あまりに大人寄りの、塾寄りの理屈なんで、どうでもいいかな。という感じですかね。   だから子供の成長を一番に考えた時に大事にしないといけないのは「プロセス」なんです。 結果がでなくても「プロセス」に成長があり、正しい方向なのであれば 褒めてあげる必要がありますし、逆に「結果」は出ていても「プロセス」に ごまかしがあったり、間違った方向であればきちんと話をして修正してゆく必要があります。 基準は結果ではなく プロセスです。 「子供が自覚を持ってくれない」「やらせているのに点数が伸びない」こういったお話を最初にうかがった時に まずは結果で子供と話をすることを我慢してくださいとお願いします。 結果をもとに追い詰めてしまうと、子供の目は結果だけに向いてしまいます。 結果だけに目が行ってしまう子は変わりません。 結果=お父さんお母さんが怖い つまり結果は「他人事」なんです ここが周りの大人が「結果」でこどもを追い詰めず、「プロセス」の成長を見ていくこと、これが徹底できれば 子供の意識は変わっていきます。 結果=自分のもの➡自分の責任で出したい  に変わります。 しかしこれもすぐには変わりません。根気が必要です。根気よく しっかりと子供一人一人と向き合ってゆく 今後も変わらず やっていきたいと思います。  
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