先生ブログ
*2月9日教養クラス*
鈴木啓子
2016年02月12日 16:15
みなさん、こんにちは。
講師の鈴木です。
中山先生も関口先生もブログで書いてありますが、
「最初」の「教育」が大切ですね。
私は新年度の最初の授業が始まる時、
必ず各クラスの子どもたちに向けて約束事を話します。
授業の進め方、宿題のやり方、ノートの作り方、
授業中の態度等、全員と共有します。
約束事を破った時は叱るよと子ども達に伝えています。
勉強ができないから責めるということはしません。
こういった約束事を守らせる、そこから集団全体の基準が上がり、
人として成長できるのではないかと考えます。
私自身も、さらに子どもたちを成長させてあげられるように
野村監督の本を読んで勉強したいと思います。
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さて、2月9日の教養クラスについても書かせて頂きます。
今回は「折り紙で立体を作る」の続編です。
子ども達は教養クラスの内容が立体と分かると、
「「「やったー!!」」」
と全身で喜びを表現していました。
前回は組み立てに苦戦をしていたので、
今回はそのべ式ユニットを利用させてもらいました。
そのべ式とは、1960年代に薗部光伸さんによって考案されたユニットです。
簡単な折り方にも関わらず、応用範囲が広く、
ユニット折り紙普及のきっかけとなりました。
子ども達に作ってもらいたい立体を2種類用意しました。
1つは立方体(ユニット6枚)、もう1つは24面体(ユニット12枚)です。
好きな方を作っていいよと、あえて子どもたちには選択させました。
もちろん難易度で言えば立方体の方が易しいです。
ですが、こちらの予想通り子どもたちは
「「「24面体!!」」」
全員が難しい方を選択しました。
そこから子どもたちは折り紙を3色(それぞれ4枚ずつ)選び、
最初の1枚だけ全員一緒に折り、あとはそれぞれのペースで折ってもらいました。
折っている間は、全員真剣。無言です。
時々、
「あと何枚!」「もうそんなに折れたの!?」
と出てきますが、基本的に私語はありません。
時間を忘れて取り組んでくれました。
ユニットを全て折り終えたところで時間になってしまったので、
組立は次回に持ち越しです。
ちなみに、子どもたちは勉強というよりむしろ楽しんでやっている
感覚でありながらも、前回やった「立方体」と「正三角錐」の名前、
特徴をしっかりと覚えていました。
(もう少しで学年末試験ですが、中1のみなさん、
立体の名前や特徴を言えますか?)
子ども達の発言は私にとって嬉しいものでした。
教える側として、冥利に尽きますね。
今後も子どもたちの記憶に残る教養クラスを
開講していきたいと思いました。
次回は組み立て編です。
みんな上手にできるでしょうか?
子ども達にどうぞ応援よろしくお願いします!