検定について
「英検は3級まで必要?準2級まで?」「いつまでに取ればいいの?」受験においてどれくらいの割り振りで検定が見られるのか?
今からでも取るべきなのか?取るメリットはどれだけあるのか?
こうした部分が不明瞭なままとりあえずやらないといけないんじゃないかと、焦ってしまっているご家庭は多いです。一緒にしっかり考えていきましょう
「とにかく検定は3級までは必要なの?」
「準2まで取ってると受験に有利って本当?」
「英検、数検、漢検のどれをとればいいの?」
「周りの子たちは何級までもってるの?」
検定に関して
- 受験においてどこまで必要なのか?
- その為にはいつまでにどの検定を取ればよいのか?
- 大体みんなどれくらいを取っているのか・もしくは周りはこれくらい取っているから焦ってしまう
こんな声を検定に関しては聞くことが多いです。ここに関しての答えは
「目指す学校の配点分布と残りの時間との兼ね合いによって変わってきます」
例1) 県立A高校 入試の配点割合 | ①本番のテスト | 500点 |
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②調査書 | 250点 |
検定の配点はこの②の調査書の中にあります その内訳を見てみましょう
例1) 県立A高校 入試の配点割合 | |
---|---|
②調査書 |
250点 【内訳】 内申点:180点 特別活動:60点(部活動や生徒会や学級活動、行事活動) その他の項目の得点:10点(英検準2級以上、漢検2級以上、数検2級以上) |
つまり検定の割合というのは 全750点分の わずか10点ということです。だから「目指す学校の配点分布と残りの時間との兼ね合いによって変わってきます」ということなんです。
つまり上記の高校を目指している生徒がいたとしましょう。その時に中学3年生の夏休み前まで に検定は4級までしかとっていないとしましょう。ただ情報として「Aは英検は準2級、漢検は2級 必要らしい」といったものが流布されていて、本人が「僕はA高校に行きたいので夏の間に 英検は準2級、漢検は2級を取るための勉強時間を取ろうと思います。」と相談された場合に当塾では 何と答えるのか。
「やらなくていい、他にもっとやらないといけないことが受験生の夏休みには沢山ある」と伝えます。
10点の検定の為の勉強は 受験にも無関係ではないと言われれば、それはそうかもしれない。でも、本番の配点500点分の勉強時間を削ってまで10点分に割く判断をしてしまう人間が 受験で本当に勝てますか?ということになってくると思います。
実際、当塾から準2級や2級の検定を受けたい子には受けてもらいますし、上にも書いたように「残っている時間との兼ね合い」が大事です。本人がまだ中1や中2であれば 受験勉強に割かないといけない時間はありませんから チャレンジしてみようという話はしますが、よくよく数字をみて、どの部分に力と時間を割くべきなのかを誤らないことも受験の為には大事になってきます。
「なんとなく」な情報に振り回されずに、自分の手元にある限りある「時間」と自分の「目標」を見定めて、どこに時間を割り振るのか?という判断の部分から勝負は始まっています。
- 「今現在、そこに割ける時間がある学年なのか」
- 「合否のあるテストに対してチャレンジする経験」
- 「テストの日までのスケジュール作りの練習」
この3点に駿英ゼミナールでは注意をして、その子その子に適切な検定受験のアドバイスや対策を行っています。
「早めに検定は受けておかないと」というのは間違っていません
そこの部分の 判断も含めて、目標学校と照らし合わせながら駿英ゼミナールでは 子供たちそれぞれに対して 検定受験は勧めていきます。