先生ブログ
先輩の背中を見て
2019年04月22日 22:48
こんにちは。 4月ももう終わりに差し掛かっていますが、
皆さん順調にスタートは切れましたでしょうか?
駿英では 4月が始まる前の春休みに
新中1の「中学入門合宿 」というものを行っています。狙いとしては
「何のために勉強するのか?」
「高校受験って何?」
「高校卒業後ってどんな進路があるの?」
「大学って?」「仕事って?」
こういった子供たちの疑問、つまり
「どのような中学生生活を送れば、じぶんのいきたい進路に進んでいけるのか?」
を中学入学前にシュミレーションさせるための合宿です。
でもここにはポイントがあって「逆算する」ことが大事になってきます。
駿英ゼミナールでは「将来の仕事」から調べさせて、そこから大学、高校、中学に降りてきます。
そうすることで何故中学で内申を取らないといけないのか?検定って一体何に使うのか?
こうした小さいことも 「ああ、だから必要なんだな」、って初めて実感できます。
「なんとなく」ではなく「このためにやるんだ」という自分で実感があるのと、無いのとでは取り組み方が全く違いますよね。
そうした「自分で考える」「自分事で捉える」ための機会、場を提供という意味で考えたときに、今回の合宿においては「新高1」の生徒の子達も多数参加しました。
彼らも高校生活や 大学受験に関してもワークを行い目標設定をしたのですが、
合宿から帰ってきたときに 聞いた言葉の中で一番印象的だったのが
小、中学生の子達から聞いた「あんな風なお兄さんお姉さんみたいになりたい」というものでした。
これって一番大事なことですよね。こうなりたい、ああなりたいモデルが目の前にいるっていうのは。彼らももちろん小学生時代がありましたから、それを聞くと、なんとも感慨深い気持ちになりました。 成長したんだな、と。
そして今年の高1の子たちは 結構大学受験や進路に関しての知識も、かなり蓄えてきたので大体が高校後も塾に残っています。
彼ら自身ももちろん頑張って目標に向かっていってほしいですが、それと同時に
下の子達のお手本として 今後も良い先輩の背中を見せて行ってもらいたいなと 思います。
合宿中、座学以外の時間は 小、中、高校生の子達が 混じって、サッカーをして遊んでくれたり、山登りをしたり、それぞれ縦割りで 仲良くできる環境っていうのもそれぞれにとって良かったと思います。
そして、小学生時代から 継続している自習の習慣が 高校生になっても続いているお兄さんお姉さんたちがいますので
「あれを見習おう」「僕も頑張ろう」
と下の子達が思える、そしていつかは逆に そう思われる側に彼ら自身もまた成長してゆけるような、そんな駿英の文化の中を今後もより一層 強く、深く作っていきたいと強く思います。