先生ブログ
合唱コンクール
鈴木啓子
2019年11月02日 0:03
みなさん、こんにちは。
講師の鈴木です。
10月は塾の子どもたちが通う中学校での合唱コンクールがありましたので、
私は南浦和中と白幡中を見に行きました。
どちらの学校の子どもたちも、自分たちで選んだ曲を心を込めて歌っていたのが印象的でした。
そして、子どもたちが真剣な眼差しで歌っている姿を見て感動しました。
(少し涙が出てしまったのは内緒です)
毎年合唱コンクールは見に行きますが、毎回思うのは、合唱を通してクラスが一つに
まとまるのは素晴らしいなと思います。
どのクラスも最初から上手くいっていなかったと思います。
練習が上手くいかなかったり、クラスメートとぶつかり合ったり…
私も中学時代に合唱コンクールは経験しましたが、 上手くいかないと雰囲気が悪くなったり、
言い争いになったりと大変だった記憶があります。
でもみんなで話し合い、なんとか問題を解決していくのです。
そこでまた団結力が強まっていくのです。
私が中学3年の時、先生に言われたことで記憶に残っている言葉があります。
「合唱は補欠も代打もいない。一人ひとりが主役だし、誰一人として欠けてしまってはいけない。
3年生にとっては、今日の合唱が人生で最後になってしまう人もいるかもしれない。
だけど、今までコンクールに向けて頑張った日々は、みんなの大切なものとなり、
これから生きていく上での糧となってくれるだろう。」
当時はあんまり理解できない部分もありましたが、今振り返ると確かにそうだなぁと思います。
勉強でも同じことが言えますよね。
1つの目標に向けて、心を合わせてひとつにまとまることは、とても大切なことです。
合唱の練習で学んだことをこれからの学校生活や人生に活かしてほしいなと思いました。