先生ブログ
キャリア教育 12/24 by中山
2019年12月03日 17:55
今年は 冬休みの日程上、キャリア教育が12/24の日になってしまいました。
ご家族での予定等々があると思いますが、調整の方よろしくお願いいたします。
さて、駿英ゼミナールではいわゆる勉強をする「学習教育」、社会科見学や教養クラス等の「教養教育」 そして「キャリア教育」の三つの教育の柱を立て、
小学生、中学生、高校生という自我を形成する一番大事な時代に
「自分で自分に胸を張れる子にして行こう、自分を信頼できる子供にして行こう」
という思いを込めて「トラスト教育」というものを駿英では掲げています。
今日はキャリア教育に関して書きたいと思います。
そもそもこれを始めようと思ったきっかけは「近眼的」な埼玉の風潮を何とか変えたいと、少なくとも自分たちが関わるご家庭や子供たちは変えたいというものでした。
高校受験までは埼玉の中学生は勉強しますよね。ただ、そこがゴールになる子はほとんどです。
「公立高校に入ったから、しばらく勉強はいいや」
「みんなしばらくは、学校行事や部活だけの生活になるから、自分も良いや」
ですが2年後の大学受験後に
「こんなはずではなかった」
「高1に戻ってやり直したい。甘くは無かった」
こうなる子の話を聞くのが、学習塾をやっていて一番つらいところでした。
あくまで「高校受験」は通過点です。大学受験ですら「通過点」通過点です。ゴールではありません。 公立高校に合格することがゴールであったり、なんとなくで高校3年間を過ごすことは非常にもったいない。長い人生軸で考えたら あくまで通過点に過ぎない。ということを理解して欲しい。そしてその先を踏まえて しっかり選択、行動する必要があるということを、どのように伝えていくのか?
その為に「キャリア教育」を立ち上げることになりました。
「人生プラン」「仕事の種類」「大学とは?」「高校の選び方」「なぜ今勉強をするのか」
これらを まずは中1になる前の小6の春休みに「中学入門合宿」を実施し、考え、学んでもらいます。そして中学生活の目標を立てます。
中学生入学以後は各学期の終わった時期に、日程と場所を設けて、それぞれ自分の1学期間を見直し、次学期の目標を立てた後に、それぞれの学年、時期に必要な題材でグループワークをし、発表してもらう場を設けます。
こうした「机でやる勉強」以外の、スケールを広げた視点から見た正しい情報を与えること。子供たちが正しい選択、後悔のない選択を取れるために「考える場」を与えること。
そして子供たちの人生への情熱の火を灯すことが、教育の役割であると駿英ゼミナールでは考えています。
その為の「「キャリア教育」になります。
前回11月には慶応大学へ行き、大学生の皆さんと 駿英の中学生、高校生が一緒にグループワークをしました。これも一つ彼らの情熱に灯がともるきっかけになったと思います。普段接する講師陣よりも年の近いお兄さんお姉さんたちから聞ける情報も、新鮮なものだったと思います。
子供たちが、「近眼的」ではなく「遠くを見通す目」を養いながら、希望をもって目の前の勉強に取り組むための場を、今後も作っていきます。是非ご参加ください。次回のキャリア教育の内容は追って お伝えしていきます。お楽しみに。