先生ブログ
オンライン教養クラス−SDGs
2020年06月19日 19:05
こんにちは。今回は、私が担当しました、オンライン教養クラス(中高生向け)の紹介します。私の担当は4回ほどでしたが、そのうちの2回は「社会に当事者意識を持つために」というテーマで実施をしました。今回はその1回目の内容をお伝えしたいと思います。
1回目は「SDGs」をテーマに講義とワークを実施しました。
SDGsは、国連で定められた持続可能な開発目標のことで、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
朝日新聞の調査によると、日本では主に20代が一番認知度が高いのですが、世界的に見ると、日本の認知度はまだ少ないようです。また、最近の若者はSDGsに貢献しているかという基準で就職先の企業を選ぶ傾向が強いようです。
実は、外務省が認知度を向上させるために、ピコ太郎を起用してCMをうっていたこともあります。生徒に紹介をしたら、知らない!という声で溢れかえっていましたが・・・笑
このように、世界で注目されており、社会で生きていくという文脈では切っても切り離せない「SDGs」をテーマに、社会に当事者意識を持ってもらうということを軸に、教養クラスを実施しました。
まずは、簡単にSDGsの試みについて、説明をしました。塾生の中には、知っていて考えている子もいれば、やはり名前やマークは見たことがあるけれど、実態は知らない子の方が多かったように思います。
その後、世界の同年代の中学生、高校生がSDGsに関してどのような活動をしているのか、その実例を見てもらいました。
そして、まずは自分の興味関心のあるSDGsの目標を3つ選んでもらい、その理由と、順位付けをしてもらいました。
生徒の中には、「たくさんお金を稼いで、教育を受けられない人を支援する」という人や「まずは、ゴミ拾いから初める」、「コンビニでビニール袋を貰わないようにする」など、非常に社会を意識したコメントが出てきて、とても良い機会になったなと思います。