先生ブログ
横田基地 日米友好祭に行ってきました
山根美恵子
2023年05月23日 22:14
5月21日日曜 快晴 待ちに待った3年ぶりの 横田基地友好祭に出かけて参りました。 参加者は小1から中2までの約30名。 そして、付き添いの講師の他に、 当塾卒業の高校生がお手伝いに来てくれました。 ありかたいことです! さて、この日のために子供達は、様々な準備をして参りました。 第一回ガイダンスでは、 なぜ日本にアメリカ軍の基地があるのか? 平和とは? なぜ戦争が起きてしまうのか? 日本とアメリカの関係を過去の対戦から紐解き、世界の中での日本の立場まで学び、 今の平和がどのようにして保たれているのか、戦争がなぜ起こるのが、考えていきました。 そして、以下のガイダンス後の子供達の感想からも 子供達にしっかり伝わったことを確信致しました。 第二回ガイダンスでは、 現地で、兵士さん達にインタビューするための練習を致しました。 こちらの英会話については、希望者は2週間前から塾での英語のクラスに参加し、 学習して参りました。 2人1組になり、会話の練習を楽しみました。 英語を自分の気持ちを伝えるツールとして使う、身振り、手振りもオッケー! 必ず伝わる! この気持ちを主軸に、テンションを上げて参りました。 このようにしっかりと準備をして、当日を迎えたわけです。 当日、子供達が充実した時間を過ごせた事は言うまでもありません。 まずは、敷地の広さ、 兵士さんのガタイがの良さ、制服とサングラス、 重圧感のある航空機を目の当たりにして緊張と期待! でかい! ひろっ! かっこいい! 本物だ! なんかちがう! アメリカの国旗だ! などなど、、 思わず、感じた事が声になっていました。 さぁ、いよいよミッションが始まりました。 バインダーを装着? インタビューの内容を確認しながら、ドキドキしながら、 ブツブツ質問する内容を確認しながら進んでいきます。 どうしよう? いえるかなー? むりー! 兵士さんがいるのが先に見えました! さぁ、いこう! 先生に促され、走るこどもたち。 そして、勇気をだして、 挨拶です。 Hello! 言えました! すると、大きな兵士さんは、 少し驚きながらも、 Hello! とニッコリ! 子供の目線まで小さくなり、なんとも優しい空気を作ってくださいました。 緊張しながらも、 準備したインタビューを続けました。うまく伝わらない時でも とにかく自分でがんばる! 伝えようと頑張っている姿は、 カッコよく、頼もしくさえありました。 兵士さんも、子供たちからのインタビューを理解しようと根気強く聞いてくれます。 そして、伝わった時の笑顔が双方ともそれはそれは良いのです! 今、思い出しても、幸せな気持ちになります。 こんな風にインタビューは進んででいきました。 最初は緊張していた子供達も、 どんどん積極的に話しかけられるようになり、 会話の内容がまとめてあるインタビューシートを見なくても英語で話せるようになっている 子もいました。 最初は1人なら頑張れるけど、それ以上はむりー と言っていた生徒も、ふと見ると、3人、4人と、インタビューしていました。 なんと12人にインタビューした生徒もいました。 また、1人の兵士さんと大の仲良しになり、出会うたびに手を振りあう生徒もいました。 僅か3ー4時間の間にです。 ちびっこ達も自力でがんばります!困った時は、先生が助けなくても、 高学年のお兄さん、お姉さんがさりげなくフォローしてくれるので、世話なし?です。 そして、スペシャルなミッション 抱き上げてもらう 腕にぶるさがる じゃんけんをする 手押し相撲をする などなど。 これらも、積極的にクリア! コミュニケーション能力の高さにも驚かされました。 テンションを上げる材料の一つとして、インタビューの項目をビンゴゲームにしていたのも 功をなしたようです。 アメリカならではの、食べ物や飲み物も楽しみ、 お土産も選び、 最後にビンゴゲームの結果発表で盛り上がり、 名残惜しそうに帰路につきました。 やり残した事はない? コンプリートしましたか? という質問に やりきったー!!! と即答! 嬉しくて、ガッツポーズしてしまいました。 そして、 塾に向かいながら、 1人の生徒が、 先生、楽しい時間はあっという間にすぎちゃう。 たのしかったーー と。 この一言で、栄養ドリンク3本分位のエネルギーをいただき、パワーアップできました。 ちなみにこの段階で、この日歩いた歩数は13860歩でした。 でも、まだ、終わりません、 塾に戻り、新聞作りです。 疲れきっているのですが、 誰1人文句もいわず、 黙々と新聞を書きます。 インプットしたことをしっかりとアウトプットする習慣、力がついていると実感。 ここでも先生は、感動。 その新聞の一部がこちらです。 社会科見学の意図。 様々な体験をさせて、 子供達の自分では、認識できてない能力に気づかせる。 これが実践されていることが表れていました。 そして、最後に思った事は、 子供の可能性は無限大。 人と人は国籍、環境、習慣がいくら違おうとも繋がることができる。 伝えようとする気持ちが、 人を動かす。 対面により、通じる事が多々ある。 これらが、平和への近道と確信致しました。 子供達のこれからの安全と幸せを祈ってやみません。 そして、この日出会ったアメリカ兵の方やそのご家族も幸せでいてほしいと切に願います。