先生ブログ
私立高校説明会 「シン駿英ゼミナール」その3 目標を最後まで落とさない経験の価値
2023年06月26日 21:20
こんにちは 中山です。
6月は小学生の皆さんは 国立科学博物館(上野)の常設展に行きました。 何かで目にしましたが 特別展
がこれほど好きな民族として日本人は特殊なそうです。そして灯台下暗し。常設展にはいかない比率も高いそうです。 恥ずかしながら駿英でもコロナ前、毎年上野へは行っていましたが、毎回特別展のみ、でした。
「圧倒的な物量を誇る国立科学博物館の神髄は 常設展でこそ、理解できます。そこに行ったことがないのはもったいない」
という講師の言葉を信じて今回初めて 行きましたが、、、、素晴らしかったです。子供たちも今回の「本物」との出会いは
何かのきっかけだったり、 心を動かされた経験として大きな財産になってくれるものと信じています。
さて、今回の本題は私立高校説明会になります。 対象は中学生 特に中学3年生の内部生の子たちは
参加「必須」 ご家庭のお父様お母さまも、どなたかは参加してくださいという企画です
なぜなのか?
「いや、うちは公立志望だからいいです」
「私立は偏差値的にあそこくらいだから行きません」
そうした理由で来ないご家庭は 駿英のご家庭には皆無です。 保護者会でこの説明会の理由をお伝えしていますので、皆さん意図をもって
ご参加してもらっています。
その内容を 今回は書かせてもらおうかなと思います。そしてこのことは 題にあるように
「目標を最後まで落とさない経験」にもつながります。
ではどんな意図をもってこうした説明会を開いているのか?ですが 理由は二つあります
①その子にとって本当に「合う学校」を見つけるには 「比較」が必要 だということと
➁公立が第一志望の場合、合格するためには 「私立で行きたい学校がある」ということが
実は重要だということ
この2点です。
①これは 本当に大事です。 本当に好きなこと、本当に自分に合っているかどうか、に比較は必要です。
公立、私立を取っ払って それぞれの学校の良さを比較することで ここがいい、とか、自分はこういうことを高校に求めている
ということも 分かってきます。ですので 私立高校説明会に来てくれれば 8校来てもらいますから
自分にとって大事な「条件」に気が付けます。そしてそこで「この学校がいい!」と見つかってくれれば 第一志望でもいいですし、私立ならココでもいいですし、 そう考える機会として、来てくださいと、お話をしています
➁これは2パターン見てください
A君 公立高校が第一志望だから、私立は「自分の偏差値に合ってる」「聞いたことある」「近い」という条件で決めた
合格も取ったが、 その後調べてみたら、行きたくない気持ちが強くなる学校だった。 自分に合ってない、
もう絶対に公立高校に合格したいから、公立の第一志望の目標を下げた。 かなり偏差値に余裕が出たので
勉強量が減ってしまい、なんと、不合格になってしまった。 行きたくない、行く動機のない高校での
生活が4月から始まる。 ちゃんと調べておけばよかった。心は踊らない。
Bさん 公立高校が第一志望だからこそ、 私立高校も しっかり調べた。駿英の私立高校説明会へも行き
たった一日で8校の比較ができた。気になる学校が2校あったので、 塾の先生とも相談し、
公立だけでなく、私立の二つの学校も夏休みに 調べて、一つの学校は直接見にも行った。
すごく自分に合ってると思い ここなら行きたいと思えたので勉強のやる気も上がった。
2つとも私立も合格した。 親とも話をして 私立でもここなら 通いたいよね、いい学校だね
と言ってもらえたので、公立高校は のびのびと第一志望を落とさずに最後まで勉強したので
合格した。 私立の学校でもよかったけれど、 ちゃんと比較して調べたことが良かったと思う。
私立の先生たちにも 両親にも 駿英の先生たちにも皆に感謝して、4月が今から楽しみです。
まあどちらがいいかと言ったら、言うまでもないですよね。 これは 当たり前ではあるんですけど、
子どもの人生にとって 大事な15歳~18歳を過ごす学校選びであれば、 あらゆる可能性を考えて
ベストな準備、ベストな労力を払うことが大事だということですので、 駿英では毎年
「一個一個見に行くのは時間が足りない、一日で見られるなら行きたい」という昔言ってもらったご家庭の
お話をもとに こうしたイベントを開催することにしました。
そして一番大事なことは「人生初めての受験で最後まで妥協せずに目標までやり切ったこと」
この経験です。これが子供たちの一生の財産「自信の土台」になります。苦しいときに子供たちを支えてくれるのは
過去苦しい時に、諦めず、逃げず、やり切ったという自分の歴史です。 僕は私はあの時最後までやり切れたんだ。今回もやれるはずだ。 これを子どもたちに渡したい。作ってもらいたい。これを作るための受験、 そのように駿英ゼミナールでは考えています。 そのための 高校説明会、 なんです。
当日は
人数制限がありますが、 塾生のご家庭の数の他の席は、 塾生以外のご家庭にも 開いておりますので
お知り合いを誘って いらっしゃって下さい。 地域や学校などは縛りがありませんので、
席が許す限り ご参加できます。
各学校 10分ほどずつ お話していただきますので、是非 お越し下さい。
子どもたちの 可能性を引き出してゆく道程の 一歩として、この説明会を 是非 ご利用ください。
(最初の年からはや10年、毎年開催出来ていますが、コロナ渦もZOOMを使い高校の先生方のご協力も頂き開催することが出来ました。各高校の先生方のご協力なく継続は出来ませんでした。大変な時期も含め子どもたちの為にありがとうございました。本年度もよろしくお願いいたします)