先生ブログ
教養クラス
2024年03月05日 15:18
こんにちは、駿英ゼミナール講師の髙橋です。今回は独自で行っている教養の授業について話していければと考えています。
この授業では、普段の授業ではメインになりにくい創造力や好奇心を養うことが目的です。またそれらは、何が起こるか予測不可能な現在の世の中でも生かすことができると考えています。
昔話の続きをグループで考え発表する。難しい算数パズルを頭をひねって 読み解く、などなど。
臨機応変に対応する柔軟な思考、判断を養うために自由度が高く、好奇心をかき立たせ、自発的に深く考えるための題材を各講師がオリジナルで考えています。
前回「レゴブロックを使って家を作ってみよう」という授業を行いました。「ドア」、「かべ」、「屋根」、「窓」という多くの家や建物にある4つのものを付けるという条件を元に作ってみようというものでした。もちろん、このお題は授業が始まったときに初めて伝えたことですが生徒たちは悩む間もなく作り始めました。
また家の形は一通りではなく一つ一つ個性があり、工夫されよく考えられて作られたものでした。小学2年生のHちゃんに何を考えて作ったのかを聞いたところ、「ショートケーキを家にしました」ということでした。たしかに、言われてみればその通りショートケーキをそのまんま家にしたような、しっかりと表現されている素晴らしい作品でした。
家を作ろうと言っただけで、ここまでできるのか、、、と驚かされました。
子どもたちは輝く笑顔で、どんどんアイデアを出します。この時間が大事だと駿英では考えています。
このように、講師自身も予測不可能な子供たちの思考の柔軟性を育てる。そしてそれらを学業や私生活にも活かせるようなアウトプットする力も養うことができるのがこの教養の授業の魅力だと感じています。また、学年関係なく一斉に行う授業なので人間関係の輪も広げることが出来、コミュニケーション能力も高まります。
これからも、教養の授業を受けている生徒のみなさんにはぜひ様々な観点から、新しい学びを発見していただきたいです。
ぜひご参加ください