先生ブログ
成長の兆し
2025年01月12日 20:56
お世話になっております。駿英ゼミナール講師の伊藤空矢です。
新年も明け、冬期講習も先日終えました。中3生は1月の中旬から本格的に私立入試が始まり、高3生は来週の18日と19日に共通テスト入試が始まります。徐々に入試本番が近づいてきました。1年間の努力が無駄にならないように万全の状態で試験を受けてきて欲しいです。
本日は、自分が担当している中学1年生の生徒hさんの話です。hさんを担当したとのは昨年の二学期から担当しているのですが、以前から講習などで少しだけ面識がある程度でした。
以前から良く勉強が出来る生徒だったんですが、出来るが故に少し周りのことを考えず発言したり、その事に注意したりすると直ぐに「だって」、「でも」と言い訳をして我を通そうとすることが多々ある子でもありました。
何度もこの事に関しては注意をしていましがた。いまいち理解をしていない様子でしたが、ここ最近の授業で大きな変化がありました。授業の最中また自分勝手な発言を行い、自分に注意されていました。
そのときに返ってきた言葉は「はい、気をつけます。」という返事でした。あまりにも素直に注意を受け入れたので私から「どうした?なんか嫌なことでもあった?」とついつい聞いてしまいました。
本人は特に何かがあった訳ではないようですが、周りの子を見て成長したのか自分のダメなところを自覚し初めている様子でした。
この成長はかなり嬉しく、ここからますます成長すると予想できます。長年塾講師をしていて大きく学力が伸びる子とそうでない子の違いは、ダメなところや弱点に対して素直に受けとめて自分で工夫や努力を出来るかどうかだと感じています。
ここで大切なのは、努力や工夫はある程度成長すると出来るようになりますが素直に受け入れるという点は年齢を重ねるにつれ難しくなっいきます。今、子供の時期にこの行動が出来るようになった子はここから先もますます伸びます。
駿英ゼミナールではこのような子供、自立して行動出来るような子供に成長出来るよう教育を行っています。今回はhさんについて話しましたがまた、他の生徒においても成長を感じた瞬間があればブログの方に上げさせていただきます。
それでは今回はここまでとさせていただきます。ありがとうございました。また、今年1年間よろしくお願いします。