先生ブログ


将来へ向けて キャリア合宿 3/31〜4/1

2025年04月09日 16:29
先日 長瀞にて 春のキャリア合宿を行ってきました。1泊2日の中で
①新中学一年生は自分の将来への適性や希望を元に、将来やりたいこと→大学専門学校→高校受験→その為の4月からの中学生活の計画
※それと同時に高校受験の仕組みの勉強
②新中学3年生は 上記の中1内容のおさらいと、プラスして
高校を探す時の基準、 高校で何をやりたいのか、選んだ高校の魅力を伝えられるようにする
③小学生と 中学2年生
自然体験 神社巡りや動物園巡り
このような学年別の合宿になりましたが、今回私の方からは主に②
新中学3年生が取り組んだ内容をお伝えしたいと思います。
この時期に合宿を行い 新中3に考えてもらう時間をなぜ作ったのか、ということですが、
受験は必ず全員が合格するものではありません。
合格する人間と不合格になる人間がいる以上、そこにはどのような差があるのかという部分を考えたいと思います。
やる気?勉強量?習得度? 全部正解です。
が、大事なことはこれらの「継続性」です。
1年間の中に、良い時もある、うまくいかないと時もある。色々なことが受験生の1年間にはあります。
その中で、どういう出来事があっても
「変わらず」「一定ラインのモチベーションを保ち」「練習量を継続してゆく」
このための「軸」があるのかないのか?
これによって大きく結果は変わってきます。
高校について調べてもらい、高校時間の仕組みは今回つたえましたが、これらは今まで学期ごとのキャリアにおいても継続して伝えてきました。
しかし今回はそれ以上に
長期的にみた時に継続的な成長のためには 自分の中に「軸」がないといけない、ではその軸とは何なのか?ということなのですが、ここを考えてもらいました。
逆にいうと軸にならないものは、外から与えられた目標だったり、消去法的に残った無難な目標、達成出来そうだから設定した目標校なんかだと、数字の目標も含めですが
結果が出るたびにモチベーションは変わってしまいます。短期しか持ちません。
自分の本当の内側から作られた目標ではないからです。
軸🟰目標 ただし大きな動機づけになるもの
これは必ず自分の本心から出てくる目標でないといけないと考えた時に、
「高校入試のことだけを考えた目標は、目標になり得ない」というのが、駿英ゼミナールで考える方針になります。
じゃあどこから考えるのか?
今回中3の子達に考えてもらったのは、自分が大人になる、学習して成長していった結果
①近くにいる家族や友人や大事な人たちに、「何を」手渡せる人間になりたいのか
②社会に向けてどのような貢献ができる人間になりたいのか
③個人的に達成したいもの手に入れたいものはあるのか
ここら辺を考えてもらった上で、その為の職業や身につけたい能力、そのための大学、高校を改めて考えてもらったところ、、、。
全員本当に素晴らしい発表でした。
改めてこの子達を応援したい、達成させてあげたいと まずは周りにいる私たち駿英の講師陣が心から思える発表をしてくれました。
そして、それを聞いていた新中学一年生も、凄かった、あんな中学生になりたいと モチベーションを高め、自分たちの発表も頑張っていました。
人の心を動かす、周りが応援したくなるような、そんな目標であれば、良い環境の中自分も頑張れるし、その大きな目標をしっかり持てたのであれば、1年間何があってもブレません。
それらを一度作ることができた彼らは、やはりこの春期講習期間の取り組み方は、今までとは だいぶ違ったものでした。頑張っていました。
キャリアに関するこういった取り組みは今後も継続的に行なってゆきます。
学習してゆく、そして指導をしてゆく時に子供の可能性を引き出すこと、これはどの子にも共通するテーマなのですが、その中で、周りの気持ちを動かす、皆から応援される人間になるということも 一緒に作っていきたいと、改めて再認識しましたし、そういった可能性の種を 子供たちは皆、持っています。
上記は子どもたちに書いてもらった 発表用の用紙の一部ですが、自分の気持ちと向き合う時間から出てきた目標を全員堂々と発表していました。
周りの大人全員でで応援していってあげたいと思いますし、
今後も彼らの成長を期待していただいて結構です。
今後もぜひお任せください。