はじめまして。講師の杉山明日香です。       「あの先生」と言われて思いうかぶ先生は何人かいますが、 その中でも一番私にとって大きな存在なのは中学の部活の顧問の先生です。     私は中学で合唱部に入りました。   選んだ理由はピアノを習っていたし、運動は苦手だったし、 学校説明会で聞いた先輩たちの歌がとても印象深かったからでした。 部員もたくさんいて、入ったときは楽しいことしかないように思っていました。     ところが顧問の先生は教頭先生でもあったので生活面でもとても厳しい先生でした。 この先生の名前は地名にもあるのでたまに目にすることがありますが、 今でもそれが耳に入ったり目に入ったりするとなぜか緊張してしまいます。     一番つらかったのは合宿で、先生は常に自分たちで考えて行動することを求め、 もしそれが正しくなかった場合はまた自分たちでわかるまでミーティングを繰り返し、 その結果おふろに入れなかったこともありました。     その答えは行動で表さなければならず、もし正しければ先生は何も言わず先に進みました。 合宿の間は食事の面においても厳しくて、残さない、騒がない、後片付けはテキパキとなど、 緊張の連続でした。 先生はガミガミと大きな声で怒ることはないのにすごく怖かったです。     今考えると何が怖かったのか不思議です。     部活を引退した後はあんなに怖かった先生が、ものすごく優しく思えて 先生を訪れてお話したいと今でも思えます。 今でも名前を聞くだけで緊張するくらいなのですが、嫌いになれなくて 今では会いたいのです。     この先生のこの部活に入ったことで、こんな時はこうすると先生は正しく思うかなと 知らず知らずのうちに先生が私の中の判断基準になっています。   本当にこの先生に出会えて良かったと思います。     以上です。   当塾のみなさん（南浦和中学校、内谷中学校、白幡中学校、岸中学校、大谷場中学校）は この先生は怖いけど好きだなあという先生はいますか？   次に私に会えた時なんかに 教えてくれるとうれしいです。   次回はいつも笑顔でパワフルな田中先生にバトンを渡したいと思います。 田中先生、よろしくお願いします！ 関連 塾、南浦和、武蔵浦和