先生ブログ
何を身に付けていくことが重要なんでしょうか? 中山
代表
2015年01月21日 0:57
こんにちは、塾長の中山です。
朝、夕方以降は本当に冷えますね、皆さん体調はいかがでしょうか。 センター試験、小学生の公立受験もは一つ終わり、ここからは高校受験生の 私立高校の受験が始まります。 体調管理の時点から勝負は始まっていますから、みなさん 勉強もしながら しっかり本番に備えて 睡眠 手洗いうがいも 気を付けましょう。 駿英ゼミナールでは 最近は幼稚園児のお子様のご家庭からもご要望があり クラスを開設しましたので、 小学校受験生から大学受験生までが いる教室になりました。 そして受験の時期にいつも思うことなんですが、 普通に学年の勉強内容を考えれば 大学受験生の勉強が一番大変なわけです。 ですから指導する側としても、学年が上がるほど 難易度も上がり、困難が増えると考えるのが一般的なのかな、と思うのですが、当塾においては 逆です。 駿英ゼミナールでは学年が上がれば上がるほど指導する側としては「手はかからない」 ようになります。 なぜなのか? と考えたときに、 実は大事なことは 早いうちに身に付けてしまっているからなんです。 塾に行って何ができるようになるのか? と考えたときに、極端なことを言ってしまえば 週5回 個別指導で毎日1から10まですべてを 手取り足取り教えていったら、一時的に成績だけは上がるかもしれないですよね。 でもそれをいつまで続けるんでしょうか? 高校生まで?大学受験まで?就職試験まで? どこかでいつかは「自分一人で自分を成長させる」ようにならないと、おそらく社会に出て生きていくことは出来ません。 ここの部分を駿英ゼミナールでは 手を変え品を変え子供たちに身に付けてもらうべく指導しています。 周りの大人ができることは、 一人で生きていくため、自立するための「補助」をしてあげること、自立をした後は迷った時に「こういった道もああいった道もあるんだよ」と道を照らしてあげることだけなんだと思います。 逆に言えば、ずっと支えてもらわないと生きていけない子にはなってほしくありませんよね。 そのためには「手や口を出しすぎない勇気」が周りの大人に必要なのではないかな、とパラサイトシングルやニート という言葉を見るたびに考えます。 ところで 子供たちが「なんで学校いかないといけないのか」 「なんで勉強しないといけないのか」 こんな質問を投げかけてくることはありませんか? 言葉は学年によって使い分けてあげないといけないのですが、 うちでは大人になって彼らがどんな仕事をしていくにせよ絶対に必要な能力が「2つ」ある、という話は子供たちにします。それを身に付けていくための手段の一つが勉強なんだよ。 じゃあその2つの能力はなんなのか、ということですが それは「問題を解決していく能力」と「自分を高めていく能力」なのだと子供たちには伝えています。 何か好きなことを見つけて取り組んでいくときに、すべてがずっと上手くいくなんてことはありませんよね? どんな好きなことであっても壁に当たること、上手くいかないことは多々あります。 そういった「問題」にぶち当たった時に 何度も何度も失敗をしていいんです。そうした失敗の中で「解決する」方法を探していく根気、 (見つけた方法はもしかしたら自分にとってやりたくないことも含まれているかもしれない、)それでも そこに取り組んで 何か一つのことをやり遂げる力、継続していく力のことを私は 「問題解決能力」と考えていいのだと思っています。 そしてそれを継続していく中で 最終的には「意識的に」自分を成長させていく「目線」 をもつこと、そこには現在の自分を一度否定して改良してゆく勇気も必要です。これらのことを「自分を高めていく能力」と言っていいのではないでしょうか。 この2つを持っている子は はっきり言ってしまえば 放っておいても勉強なんか出来るようになりますよ。 ただ、ここを育てていくことが 一番時間も根気も必要とされるところなんです。 そしてこの「問題解決能力」と「自分を高めていく能力」の二つを初めから持っている子なんていません。 そしてこれは しっかりと目を離さずに、じっくり根気よく育てていく以外に育成していく方法はありません。 上手くいかないときも上手くいった時も、周りの大人が「ブレず」「一定の温度で」子供たちを見守っていくことが、教育の本道なのではないかと駿英ゼミナールでは考えています。 彼らが将来なにをしていくにしても、どう生きていくにしても 力強く自分の足で歩いていく力をつけて欲しい。 そういった思いを持って 私たちは 今日も明日も 子供たちの成長を見守っていきます。 当塾の南浦和中学校、内谷中学校、白幡中学校、岸中学校、大谷場中学校の生徒たちなら きっと何を身に付けていくべきかは分かってくれるでしょう。 一度ゆっくり考えさせることも大切かもしれませんね。 (写真は夏期合宿のものです。想像していた以上に非常に有意義な4日間になりました。) 関連 塾、南浦和、武蔵浦和