駿英ゼミナールは南浦和、さいたま市南区の小学生、中学生、高校生対応の個別指導x少人数授業による受験を徹底サポートする学習塾です。



先生ブログ

教育とは 「子供の将来を照らすための」  BY中山

代表

2016年01月09日 23:03

どうも中山です。 新年一回目の 更新です。最近読んだ記事の話をさせて頂こうと思います。 アインシュタイン、スティーブンスピルバーグ、マイケル・デル(DELLの創設者)、ラリーペイジ(google創業者) 彼らの共通点はなんでしょうか。     そうです。全員ユダヤ人なんですね。 少数民族で、しかし学習能力の高さで あらゆる分野で成功者を生み出している 民族、という点で考えたときに、日本人と(髪の色も含め)類似点があるともよく言われますよね。 先日ユダヤ人の教育法という記事を目にしました。非常に興味深い内容でしたし、当塾でも行っていることと似ている点もありましたので、ご紹介させて頂きます。  駿英ゼミナールで 初めて体験授業でいらっしゃるお母様方から よくうかがう内容として「勉強に興味を持ってくれない」とか「本も読まない」  つまり「興味を持って取り組む」とか「自主性を持って知識に接する」という学習意欲に関する部分での 不満を持ってらっしゃるご家庭が非常に多い気がします。  そこで今回「ユダヤ人の家庭教育」ですが、実はユダヤ人の家庭で子供に向けてする教育は一つしかないそうです。             「家を本であふれさせる」    これだけだそうです。 つまり 大人側から子供対して「これをやってみたら」とか「あれをやりなさい」とは言わずに 「きっかけ」だけを子供の周りにあふれさせる。その中から自分で選ばせるんです。   その時、周りの大人は何をしているのか?  大人は大人で読書をしているそうです。その姿を子供に見せることが実は一番の子供への「教育法」なのだそうです。  凄いですよね。 つまり「学ぶことは楽しいんだ」ということを大人が子供に見せることが一番の「教育」だということです。  そして「興味を持つきっかけ」だけを なるべく多く 子供の近くに 転がしておく。つまり「子供に選ばせている」ということです。親が子供の選択に介入しない、ということを徹底することで子供の「自主性」と「自分で決断する力」を育てているんですね。  これが出来れば 本当に理想的ですよね。 ただ現実問題として 中学生で学校で数学が付いていけない、大嫌いだ、という子に 「選ばせる」「興味を持つきっかけ」を作る、ということはかなり難易度が高いです。 おそらく選ばせたら「もうやらない」という選択肢を選ぶでしょうし、興味を持たせるというのも 今現在 見たくもない科目 だった場合これはなんとも時間がかかる作業になります。  ですので勉強に関しては実際にはまずは「出来る!!」「分かった!!」というラインまでは 無理やりでも引っ張り上げるというのが現実的な方法になります。  ただ、一点、どんな子にもそのまま適応できる部分はあるなと思いました。   彼らの「将来について」ならば 「今現在」を横に置いてもらって本人に考えてもらうことは出来ます。目先の勉強ではなくて、です。  今 駿英ゼミナールで始めていることがあります。 「キャリア教育」です。    「高校生」「中学生」「小学生」の中で 「自分で目標を持って良い学習習慣を作れる子」に共通していることがあります。      「将来やりたいことがある」という点です。    ここでポイントがあります。ご家庭のお父様お母様が「なんであの子はそんなものになりたいのかが分からない」「私はこういう仕事があの子には向いていると思うのに、なんであんな変なことを言っているんですかね?」  これくらいがベストです。 つまりこのようなご家庭は「お子さんに選ばせている」ということなんです。意識的にせよ無意識的にせよ。です。  子供が「親離れを」したうえで、 尚且つ 自分が何に興味があるのか? 何が好きなのか?という自分の心の声のみに従って将来やりたいことを「選んで」いる場合、 その子は確実に「自分の望んだものに向かって行ける子」になって行きます。強いですよ。  逆に将来の夢があるとしても そこに「そこそこの生活が出来るように」とか「親が望んでいるから」という世間体や他人からの目という制限が存在した場合、かなり弱いですよね。 自分の本当の気持ちで選んでいる子に勝てるはずがありません。  話を戻します、現在 駿英ゼミナールでやっている「キャリア教育」は   まず「将来やりたい仕事」に関しての話をしていくことがスタートになります。  最近話をしている中で、 将来マツダで車を作りたいという子がいました。中学2年生です。ただどうすればその夢に近つけるか分からない、と言っていました。  ですので一緒にマツダについて 調べてみると就職者のほとんどが「広島大学」もしくはそれと同等レベルの「国立大学」出身者でした。  「これくらいの大学に行くためにはどれくらいの高校に行けばいいんですか?」  大学進学人数の載っている資料を彼に見せました。  「今のままだと厳しいな、先生この高校に行くためには何点くらい期末テストで取らないとだめですか?」  「じゃあそのための課題をわたすけどやれるか?」 「頑張ります。」 彼は冬休みの間に 20ページ分の数学の課題をやりきりました。 彼は変わりつつあります。自分で自分の目標を決めました。  もしこれが「将来やりたいこと」ではなく、「行きたい高校止まり」だった場合「なんとなく公立」「近いM高校」 こういった選び方にならざるを得ないのが現実だと思います。 だから高校卒業時に「こんなはずじゃなかった」ということになるんです。 まず将来 こういった仕事がしたい、こうなりたい! というところから逆算をしてゆく。 そうすると大学はここだ、専門学校はここだ、そうしたら高校はここには行かないとだ、  そう考えたら 今数学が嫌いだとかいってられないな となってきます。  もちろん 簡単に出来る事ではありませんが、  教育の本道は「自分が最も社会に貢献できる」=「最も自分の力を発揮できる」  そんな場所を自分で選ぶ力を養ってゆくことだと駿英ゼミナールでは考えています。 その先に子供達の 幸せもあるはずです。  逆に目先の「〇〇高校」「〇〇大学」というのは 目標でなくあくまで「手段」ですから、ここを周りの大人が「目標」だと見誤って子供に押し付けることほど 子供の可能性を潰す方法はないですよね。 絶対にやってはいけないことです  ですから やはり 今年も「子供一人一人の心と向き合って、彼らの将来への道筋を照らすためのライトを渡してゆく」ということが 抱負になります。  今年も各ご家庭の大事なダイヤの原石をお預かりさせて頂きます。しっかり彼らが「自分で自分を磨いてゆける」人間になれるよう、全力で指導に当たっていきたいと思います。  今後ともよろしくお願い致します。                                                   駿英ゼミナール 塾長 中山健太郎
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