先生ブログ
高い意識を持つために
山本直樹
2016年02月02日 22:18
こんにちは。
講師の山本です。
いや~、痺れる戦いでしたね!サッカーU23日本代表!!
見事、優勝を果たしました。
谷間どころか「谷底世代」と揶揄された世代でしたが、前評判を覆す大活躍でした。
これまでの「オリンピック連続出場を途切れさせられない」という強いプレッシャーを感じながらも、それを跳ね除けた精神力は素晴らしいですね。私よりもずっと年下の選手たちですが尊敬します。
このように伝統というものは作られていき、その後の世代たちに高い意識(ここで言えば「オリンピックには出て当然」)が植え付けられ、それが自信や誇りというものに繋がっていくのでしょう。
これは勉強面でも同じですね。
私は、国語の授業時に毎回漢字テストを行い、結果を教室に掲示します。
(漢字というものは努力次第で必ず覚えることができるものですので結果を公表します。)
その際、2点ほど子ども達に約束をさせました。
①「悪い点を取ってヘラヘラしない。」
②「悪い点を取ったものの言い分に同調しない。慰めない」
「オレ、60点だよ~」「俺よりマシじゃん!!俺なんか30点だし(笑)」
このような会話を良しとすると、集団全体の雰囲気が緩み手を抜く集団が出来上がってしまいます。
ですから、上記のような会話は決して許さないのです。
その結果、現在のクラスの漢字結果は大変良好なものになっており、不合格者(80点未満)が異端児扱いされています。
これは、この集団が「漢字なんか合格して当たり前!!」という高い意識を持つようになっている証拠です。これをクラスの伝統にしていき、最終的には全員が中学3年生までに漢検3級以上を取得させます。きっと、漢字に対する自信やプライドが持てるようになるはずです。
それが、カナラズや他の勉強にも繋がっていくでしょう。