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先生ブログ

成功するためのマインド①素直

坂本英司(木崎校舎塾長)

2016年01月31日 2:49

こんにちは。 坂本英司です。 明日は中3の公立高校受験生にとっては最後の北辰テストですね。 良くも悪くも今まで自分が努力してきた結果が出ると思います。 今後はこの結果を受け、残り1ヶ月をどう過ごすかが重要です。 残りの時期は基本的に弱点の見直しと予想問題演習のみを徹底しましょう。 英・国は短期間で伸ばすのが難しいので入試の解き方の再確認程度にし、 数・理・社でミスしてしまう部分をどれだけ潰しきれるかが重要です。 あれこれ悩むよりも、とにかく決めたことをやりきろう! さて、前回は何事もうまくいくためには目標設定が大事だとお伝えしました。 今回は目標設定のためのマインドについてお伝えします。 何かを達成したいと考えたときに参考にしていただきたいのが、 「どうしたら目標を達成できなくなってしまうのか」から考え、 「目標を達成できなくなる行動を改善する」という発想です。 勉強に置き換えて考えてみましょう。 勉強が上手くいかない子を見ていると必ず共通しているのが以下の3点です。 ①アドバイスされたことを聞かない ②完璧に解けない状態で(完全に理解しないまま)やめてしまう ③(自分の生まれながらの才能を含め)周りのせいにする この状態では成績を上げようがありませんね。 これらの行動はそれぞれ以下の3つのマインドが欠けていることが原因です。 ①素直 ②我慢 ③感謝 まず、「①素直」について考えていきましょう。 なかなか成績を伸ばせない子を見ていると、 教科書や問題文に書いてあることを無視し、 自分の新しい理論(そしてその理論はたいてい的外れ)を使って 問題を解いていることが多いと感じます。 たとえば数学でいうと、整数とπ・√は足せないのに足してしまう、 分母をはらうときに一部だけを掛けてしまう、などが挙げられます。 また、問題文に書いてあることを見落としていることも多々あります。 典型的なのが、「解くのに必要な材料が揃ってないから解けない」 と質問してきた子が差し出した問題文を一緒に読んでいくと、 「あれ、こんなこと書いてあったの!?」と言われるケースです。 おそらく分かったつもりになって読み飛ばしているのでしょう。 基本的にこういう子に共通しているのが 「人の話を素直に聞かない」ということです。 こういう子は授業中に無駄な考え事をしたり、 授業に関係ないことを突然話しかけたりします。 また、宿題を全部やりきらなかったり、 中・長期間で出した課題に対し、平然と「できませんでした」と言います。 そして、本人のためを思ってそれを指摘すると不機嫌になる。 そうなると結局行動が改善されず、いつまで経っても成績が伸びない。 このような悪循環に陥ってしまいます。 なので、成績を伸ばすために必要なのは、自分の場当たり的な感情ではなく、 「自分のためにアドバイスしてくれる人の話を素直に聞く力」だと言えます。 当塾でもアドバイス通りに進めてくれる生徒はどんどん成績を伸ばします。 しかし、どうしても自分の感情が優先してしまう生徒は 塾のシステムでなんとかやりくりしてもそこまで成績を伸ばせません。 どんなことにも言えますが、絶対に後々損にはならないので、 「その道に詳しい人のアドバイスには従っておく」 という意識を持つことが大切だと言えます。 では、どうしたら子供に素直な気持ちを持たせることができるのでしょうか。 子供の素直な気持ちを育てるのは 「周りの人の言う通りにやったらうまくできた」という気持ちです。 そして、この感情は日常生活の中で育っていきます。 なので、周りの大人たちが「子供にいい加減なアドバイスは絶対しない」 という心構えを持ち、かつ、言動に責任を持つことが大切です。 もし間違ったアドバイスをしていたことに後から気づいた場合や、 アドバイスしたことを自分ができていなかった場合は、 誠意をもって謝るべきでしょう。 ところで、あるブラック企業の営業部長は部下をこう詰めるらしいです。 「顧客リストの家にとにかく毎日100件ずつアポの電話をしろ!」 あれ、これって勉強で置き換えてみるとよく聞くフレーズになりませんか? 「教科書に出てきた漢字をとにかくノートに10回ずつ書きなさい!」 小学生のうちからこんなブラックなやりとりを続けていては 負(やってもできない)の強化にしかならないので注意したいものです(笑) 次回は「②我慢」についてお伝えします。
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