先生ブログ
*教養クラス*
鈴木啓子
2016年10月21日 16:00
こんにちは。講師の鈴木です。
最近教養クラスでは、折り紙でユニット折り紙を作って立体を身近に感じてもらったり、都道府県パズルを作らせ位置を覚えたりと、工作的内容を含むものが多くなっていたので、今回は鉛筆と消しゴムを使うものにしました。
その内容とは迷路です。迷路と言っても、単純にゴールを目指すものではありません。中学受験や高校入試で使う、道順や場合分けを意識した迷路です。子どもたちは鉛筆でなぞっては消しゴムで消し、なぞっては消しの繰り返しです。みんな「あー!ここに道があったらゴールできるのに!」「消してばっかりだから消しゴムが無くなりそう…」「わかったー!!!」など、叫びながらも黙々とこなしていました。
迷路は全部で3つ出しましたが、ほとんどの子が最初の迷路で30分以上費やしました。(教養クラスは50分の授業なので、半分以上の時間を使っていることになりますね)でもそれでいいんです。とにかく子どもたちが粘り強く問題に立ち向かうことを重要視しています。諦めずに問題に取り掛かること、これは勉強に限らず、人生のどんな状況においても必要となる能力です。子ども達には楽しみながらもそのような能力を身に付けられるように、こちらも教養クラスの題材を日々考えています。来週の教養クラスもお楽しみに!