先生ブログ
本番で実力を発揮するために by中山
2017年02月21日 16:37
こんにちは。中山です。
中学受験は無事終わり、いよいよ高校受験、大学受験共に最終戦が近付いてきています。
みなさん 悔いの残らないように やりきってください。
駿英ゼミナールでは、受験を通してどんな成長が出来たのか? それが一番大事かなと思っています。高校受験、大学受験ですら そこが人生のゴールではない以上、次へ向けて「学べたこと」「成長できたこと」これが一番重要なのではないかと考えています。
「どうしよう、自信がない」「本番で緊張して頭が真っ白になりそうだ」
こういうことを言う生徒は毎年いますが、 こちらとして彼らに伝えることは一つだけです。
「わかった。練習時間を増やそう。日曜日も教室開けるから来なさい」
練習しかないですよね。不安を解消するのは。それ以外にないと思います。
子供たちに「九九を緊張して言えなくなることってある?」と聞くことがあります。ほとんどの生徒がこれは忘れないんです。
何故か?
毎日毎日 使っているからですよね? 相当な量の練習を重ねてきたからですよね?
結局 精神的な意味でも、能力的な意味でも、繰り返し練習する。 繰り返しやっていく習慣を作る、これしかないんですから。私達が彼らにしてあげられること、は「自信をつけてあげること」もっと言ってしまえば 自信の根拠になるような「練習量」や「練習する場」を作ってあげること、これしかないんです。
もちろん 練習の前にまずは「目標作り」「やる気を引き出す」こういった 前提の部分も作っていきますが、最後の最後 、本番で自信をもってテストに臨める 「気持ち」を作るのは 「練習量」しかないと思います。
面白い例を紹介したいと思います。
生徒で昔、高校受験前に頻繁に体調を崩し、精神的にも万端ではない状態で受験に臨み、合格できる偏差値はあったけれど落ちてしまった生徒がいました。
しかし彼は大学受験においては 全く動じることなく本番に臨むことが出来ました。
「3年前と何が違ったの?」私は彼に聞いたことがあります。 彼の答えはこうでした
「大学受験はこれ以上やれないくらい勉強したので、緊張とかする暇もなかったです。」
昔では考えられない成長を見せてくれました。
マイケルジャクソンやイチロー選手も 練習風景を見た人たちは「何かにとりつかれたような練習風景だった」というようなことを言いますよね。
でもきっと本人たちにとってはそれは長い年月「普通」に「継続」してやってきた 当たり前の練習で、 そしてその練習が本番での「自信」を支える最も大きなものだから誰に言われるでもなく「当たり前に」こなしているんだと思います。
ご家庭のお父様お母さま、合格不合格は 私たちのせいにしてもらって結構です。 ただ、彼らが受験へ向けてどう取り組んできたのか? どんな成長をしてきたのかを見てあげて 認めてあげてほしいと願っています。
本番で胸を張ってテストに向かえるように、やり切ったとテスト後に笑えるように、
残りの日数、本気で頑張りましょう!!