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先生ブログ

苦手科目と得意科目

増渕 舜一

2018年03月07日 19:12

特に高校入試においては、この時期にはこれをやり、あの時期にはこれをやるといった、ある程度のシナリオがあります。それをしっかり完遂していけば、合格することができます。

 

その時に弊害になりやすいのが「苦手科目」という"やつ"です。勉強において、苦手科目というものは、もしかしたらつきものかもしれません。

ただ、中学生や高校生でも、苦手科目というのはかなり「いい加減」なもの。
なぜなら、苦手科目というのは「情報量」によって左右されるからです。

 

情報量が少なければ苦手科目になるし、情報量が多ければ得意科目になるのです。
そして情報量が多くなればなるほど、定期試験や模擬試験でいわゆる高得点が取れるようになるわけです。

 

駿英ゼミナールの生徒でも、数学が苦手だからといって、入塾する生徒が多くいます。
確かに最初の出来はあまり良くありませんが、一緒に練習量を積んでいくことで、いつの間にか試験直前になっても「まぁ、数学は大丈夫。いける。」といって、不安材料から消えてしまうことが多いんです。

 

だから、今やるか、やらないのか、そんなことを考えている時間はもったいないので、今やりましょう。苦手だろうとなんだろうと、やれば得意科目になるのです。それ以外に近道はありません。

ただ、自分勝手にたくさん量をやればいいかというと、それは違います。
他者の手が必要になるのは,どこが苦手で理解が止まっているのかのアドバイスなんです。

 

がむしゃらに量だけやっても、それ自体に意味がないわけではないですが、効果の面は薄いのです。
だから我々講師が苦手な部分を把握して個別に課題を出すわけですね。

 

これは自分だけではできないことです。

 

新中3生はもう入試まで1年切りました。
もうマラソンレースは始まっていますよ。

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