先生ブログ
雨の日の出来事。
2018年06月21日 17:47
こんにちは。
講師の鈴木です。
最近の天気は不安定で、気温が高くなったり低くなったりで、
体調を崩しやすい時期ですが、皆さんは大丈夫ですか?
私はもともと膝に持病があるので、季節の変わり目や
雨の日は特に軋みやすいので注意して行動しています。
話は変わりまして、普段私は自転車で通勤しています。
雨が降ると基本的には公共交通機関を使いますが、
膝が大丈夫な時は徒歩で行くこともあります。
つい最近雨の日に徒歩で塾に行った時のことですが、
私の前に小さな女の子とそのお母さんが歩いていました。
女の子はレインコート・レインブーツを身に着け、
楽しそうに歩いていました。
お母さんが、
「お天気悪くて残念だね。晴れてたら公園で今日は遊べたのにね。」
と話しかけました。すると女の子は、
「雨さんは悪いの?お花さんやかたつむりさんを元気にしてくれるから
悪くないよ!優しいよ!!絵本にのってたもん!!」
と言っていました。
お母さんは驚いた様子でしたが、
「じゃあ図書館に行く前に公園に行ってお花を見に行こうね」
「うん!!図書館も好きだけど、雨さんのいる公園も好き!!」
と言って、女の子は水たまりに飛び込んで、
キャッキャ笑って楽しそうでした。
私も確かに小さい頃、水たまりがあると飛び込んだり
じっと眺めていたりしていたよなぁと思いました。
そして、一番感心したのは、女の子が絵本を読んで自分の
考えをお母さんに伝えたことです。
読書は語彙や言語能力を発達させるだけでなく、
想像力や感受性が豊かになる、他人の気持ちを考えられるように
なる等、メリットがたくさんあります。
図書館も好きと言っていたので、この女の子は様々な本を
読み、色々な物の見方ができるんだろうなと思いました。
そして、このお母さんも本を読む習慣のある人なんだなと思いました。
これは一般的にもよく言われますが、周りの大人に読書の習慣がないと、
子どもにも読書の習慣はできないです。
例えば、周囲にいる大人がテレビやスマホを眺めているのに、
子どもに向かって「本読みなさい!」と言っても、
説得力に欠けますよね。
実際私の母はよく読書をする人でした。
居間には本棚もありましたし、寝室にも本棚はありました。
母から読書を強制させられることはなかったですが、
母が読書をしている姿を毎日見ていたのと、
毎週書店に母は本を買いに出かけるため、
私も自分用の本を選ぶということが多かったです。
なので自然と本を読む習慣が出来たのではないかと思います。
以前講師同士で話していた時に、やはり居間に本棚があったという
話で盛り上がったことがあります。
また、駿英ゼミナールでは、なかなか読書の習慣が持てない子のために、
様々な「きっかけ」を用意しています。
お子様の読書でお悩みのお父様、お母様、ぜひご相談お待ちしております。