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先生ブログ

子どもへの期待

山本直樹

2018年09月19日 14:54

こんにちは。

講師の山本です。

先日、妻の実家への帰省がてら、岩手・山形を観光してきました。長距離・長時間のドライブでしたから、家族でいろいろな話ができました。

その中で、我が家の長男(年中 4歳)が「なかなか字を覚えない」というのが話題になりました。確かに長女(小学3年生)は3歳の頃から字に興味を持ちだし、4歳には「平仮名」を全てマスターしていました。それに、比べれば確かに遅いかもと思ったと同時に「比べるから心配になる・やきもきする」のだとも思ったわけです。比較するから「遅い」のであって、比較対象がなければ「その子にあった適切なペース」ですからね。私としては「小学校1年生になり本格的な字の学習が始まって尚、読めないのであれば真剣に考えよう」と思っています。

 

とはいっても、字を目にする機会は設けていますよ。お風呂場に「あいうえお表」を貼ったり、アンパンマンの「あいうえおボード」(ボタンを押すと音声が出るものです)を使ったり、暇な時用の携帯アプリを落としてやらせてみたりと手を変え品を変えやらせてみてはいますが、今のところ一向に効果は見られません。

そんな時、「こんなにやらせているのに」とか「こんなにお金/時間をかけたのに」など思ってしまうとイライラしたり不安になったりしますよね。

 

つまり、他者と比較をしたり成果を期待してしまうと「やきもきしたり、不安になったり、イライラしたり」するというメカニズムが分かりました。

そこで、私は9年という短い子育て期間ですが、次のような結論に至りました。

 

「子どもに期待はするが、成果(結果)に期待はしない」

 

本当に子どもは親の期待通りには動きませんからね。

ですが、とにかく期待を込めて「種」は植えまくりますよ。でも「芽」が出るか、「花」が咲くかは知りません。すぐに芽が出るものもあれば、忘れたころに芽が出るものもあるでしょう。

ただし、「種」を植えなければ絶対に「芽」は出ません。あとから子どもたちの「何であの時やらせてくれなかった」「どうして教えてくれなかった」と言われないようにするためにも様々な機会だけは与えていこうと思っています。

 

これは塾の取り組みにおいても同様です。先日の横田基地の見学もそうですし、現在企画中の11月の社会科見学もとにかく子どもたちに、日常ではなかなかできない体験をさせてあげたい、そして、それが今後の勉強や生活のモチベーションになってくれれば最高ですし、遠い将来に思い出し、その経験を活用してもらえるのでも幸いです。とにかく、駿英ゼミナールでは、今後も子どもたちに様々な体験をさせていくことをお約束します。

 

最後に11月の社会科見学の候補地をヒントで以下に挙げておきます。

「浅草寺」の画像検索結果

 

「鶴岡八幡宮」の画像検索結果

次のテーマは歴史的な街並みですかね。

詳しく決まりましたら、お手紙でご連絡いたします。

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