先生ブログ
考える力を育むために by中山
2018年10月23日 17:18
こんにちは。中山です。
仕事柄、友人に子供の教育に関して聞かれることがあります。
「小学生3年生なんだけど、塾に行った方が良いのかな?」「小学校前に何の習い事するといいと思う?」
その子その子によって違いはあると思いますが、 習い事は 正直何でもいいのかなと思います。個人的にはピアノとかって自分で練習しないといけない習い事なので薦めたりしますが、本人の自主性を作っていければ何でもいいと思います。
塾の先生なのに 勉強を絶対した方が良いとは言いません笑 大事なことは 何を習わせるにせよ「考える力を養わせる」ということだと考えています。
凄く月並みな 言葉ですよね「考える力」。 でもこれって九九を覚えていることとか、 計算が早いとかと、ちょっと違いますよね。
これをもっと具体的に言うと「失敗から学ぶ力」と言っても良いかもしれません。 さらに言えば、失敗する習慣も必要ですね。
ガンガン失敗して、そこから改善点を見つけて 何回も挑戦していけば いつか上手く行く、成功する。 こうした経験を積むことで
【失敗する→ 自分で試行錯誤する→成長する→出来るようになる】わけです。トライ&エラー ですよね。これの繰り返しです。
だから、これが分かっているから、やっていけば出来るようになると分かっているから、「考えるようになる」→「考える力」が付くんですよね。
このプロセスが身に着いたら 自分で勉強できる子、自主性のある子になって行きますから勉強なんて 出来るようになりますよ。
(もちろんだらけた悪習慣の中で、駄目になって行くのを持ち直したり、良い習慣を更に作っていく為にも、見守っていく必要はありますが)
でも、これをお家だけで身に付けるのって なかなか大変です。 手を出しすぎちゃったり、 失敗している途中で叱っちゃったり、身内だとしてしまいがちですよね?
だから外部の 学習塾だったり サッカー少年団だったり、ピアノだったり、そういった習い事の中で、他人に習う環境の中で身に付けてゆくのはベストだと思います。
「漢字が書けません」「文章題が苦手なんです」「分数が出来ません」「分からないところが分からない」
こうした子たちが塾に来た時に、 自信を持たせるために教えます。勿論教えますが、 長い目で必要なのは「考える力を養っていくこと」です。
だから ずっと手取り足取り全部教えられてきた子に限って、成長に時間がかかります。現状の成績とその子の考える力は必ずしも イコールではないです。
HPのどこかにも書いてあるように 魚を取ってあげるのは簡単です。そうではなく「魚の取り方」を子供たちに教えていくのが 教育に携わる人間の役目だと考えています。 魚が釣れなくて おなかを空かせたままの夜が、成長の為には必要です。
ですので冒頭にもどりますが、 子供たちに 特に小さい子(幼稚園児でもいいです)に何を習わせるか、というところを考えたときに、
「これが出来る」「これを解けるようにさせる」とかよりも重視したいのは 自主性を伴った「考える力」を養ってゆく。
ここは外せないと、駿英ゼミナールでは考えます。
ですので駿英ゼミナールでは「社会科見学」「キャリア教育」「教養クラス」と、 子供たちの自主性と創意工夫を引き出す教育で
「考える力」を育てています。
冒頭に書いたように 小さい頃から勉強をとにかくやったらいいよ、私は言いませんが、「ウチの塾でやらせるなら、やった方が良いと思うよ」
という補足は付けておきます笑
お子様の大事な 時間と可能性を しっかりと サポートしていきます。今後もお任せください。