先生ブログ
いよいよ…
鈴木啓子
2020年01月17日 16:09
みなさん、こんにちは。
講師の鈴木です。
先週から埼玉県内私立中学や公立中高一貫校の入試が始まりましたが、
明日明後日はセンター試験、来週は私立高校入試が始まりますね。
受験というと、高校受験でも大学受験でも、世の中的に受験そのものが
ゴールになってしまう人が多いと思います。
中学・高校・大学の合格はゴールではなく、むしろスタート地点に立つということです。
それにも関わらず、特に埼玉県の中3は、合格そのものへの価値が高くなってしまい、
入学後は燃え尽き症候群のようになってしまうケースが多いと思います。
そもそも、受験生はなぜ志望校に向かって頑張るかというと、
その志望高校あるいは志望大学に入って、自分のやりたいことなどをやるためなのですが、
「合格」という喜びが最もピークになってしまっているところがあります。
私が子どもたちに常々言うのは、高校受験に向けての勉強よりも、
高校入学後の勉強、そして大学受験の方がもっと大変だという話をします。
ですので、駿英ゼミナールでは、キャリア教育や大学見学を通して、
その先の自分の未来のことを考えさせ、合格はゴールではなく、
スタート地点に立つことだと伝えています。
今駿英にいる高等部の子どもたちも、高校受験期に大学進学の事、将来の事等を
併せて考えさせてきました。
だから高校に入学しても、塾に通い続け、自分の目標の為に高1からやれるべきことを
やり続けているのです。
さて、先日県教育委員会より、12月の進路希望調査の結果が発表されました。
子どもたちは倍率などを気にするかもしれませんが、周りの大人も含め、
数字は気にしなくていいのです。
中学受験や大学受験に比べれば、高校入試の倍率は大した数字ではありません。
目先の倍率に踊らされず、その先を見据えましょう。
焦っても何もいいことなんてありません。
深呼吸でもして、自分の目標をしっかりと見つめ直してください。
まずは来週の私立入試に向けて、一緒に頑張っていきましょう!