先生ブログ
指導をする上で最も大事なこと
2020年02月03日 17:26
こんにちは。駿英ゼミナールの中山です。
受験生の皆さんは ここからがスパートです。気を抜かずに この一年の中でのベストを、直前が一番頑張ったというベストを尽くしましょう!!
ここからの頑張りだけが、本番のテストで心が折れそうになった時に自分を支えてくれます。一緒に頑張りましょうね。
さて、受験生と同時に、新しいお友達も入ってくる季節です。
今体験に来ている子たちが みんな言うのが
「○○君、学校ではやんちゃなのに、駿英だとちゃんと勉強しててびっくりしました。」とか、あとは逆に
「あいつが塾に来るの? 学校だとひどいから勉強できなくなるじゃん」
と言われていた子も、うちに来ればしっかり集中して勉強をするので、
「あいつなんだよ、塾だと良い子ぶってるよ」なんて言われるくらい、新しく来た子もメリハリをつけられます。
何故ですか? 先日とあるお母様から 理由を聞かれました。
「 あの子は前の塾でも問題児扱いだったのに、駿英さんに来てからは 自習にも自分で行くし、でも塾で遊んでるわけでもないんですよね?」
もちろんです。別に 子供たちの楽しいことをやって気を引いてるわけではないです。
凄くシンプルに考えたら当たり前のことなんですが、子供にメリハリをつけさせている。これだけです。これが出来れば子供は
「楽しく、だらけず、やるときはやる子」になります。
その為には 塾全体で「一貫性を持って」子供に接する必要があります。
駿英の講師陣が一貫して考えているのは「結果ではなくプロセスを見ろ」と言うところです。
このプロセスだと結果がどうなるのか? それを考えたらしっかりと注意が出来るし、逆にプロセスの部分の成長をしっかりと褒めてあげることもできます。
だからうちの生徒たちは 塾に信頼を持っていて、厳しく叱られるときがあっても 受け止められるのだと思います。ちゃんと見てくれているこの人の言うことなら、聞こう、と。
一般的に、多くの学習塾は2パターンしかありません
Aバリバリの進学塾。出来る子を中心にガンガンやらせる。ペースもテキストも出来る子寄り。頑張ってついて来いというスタイル
メリット:ごくごく一部の学習の習慣の高い子はガンガン伸びる。
デメリット:大多数の普通の子達は 置いて行かれる。分からないところあっても質問できない。分からないところがどこなのかすら分からなくなる。自信を無くす
Bアットホームが売りの地元密着塾。 厳しいことは言わない。子供が気分良く楽しくやってもらうことが優先。 子供次第。
メリット:塾へ行くのが嫌にはなりにくい(特に受験生になるまでは)自由に できるし、注意されないからストレスなし。宿題忘れてもOK
デメリット:学校の授業が分からなくなる。ぬるい環境でやってるので受験生になった時に現実に打ちのめされて、受験に向けて頑張るノウハウも自信も無い
かなり極端に書きましたが、大きく分けるとこの2つです。大体駿英はBだと思われています。 でも大体みんな良い意味で裏切られていると思います
何故なら駿英ゼミナールは Bグループの塾ではありません。Aでもありません。
A,Bグループ両方に共通しているのは
「目先のこと」しか考えてないということです。
Aは馬鹿みたいに高校入試さえクリアーすれば、公立高校実績さえ出せばと考えていて、一人一人のことを考えてもおらず、また、ゴール設定が高校合格なので、高校入学後に勉強しない高校生を大量生産しています。だから埼玉県の高校の大学入試実績は、絶対に東京や神奈川に勝てません。 同じ偏差値同士で比べても、ダブルスコア トリプルスコアで負けています。
Bは 子供のその場だけの「気分」を優先しています。甘やかしと優しさは違います。変なさぼり癖が付いてしまった子は、受験ももちろん、生きてゆく力の弱い、嫌なことから逃げる癖を持った子供になります。
両方とも罪深いと 私は考えています。
じゃあ駿英ゼミナールはどのような塾なのか?
C、新時代型 トラスト教育
勉強のノウハウの前にまずは マインドセット。勉強に向かう姿勢から作ります。生徒との信頼関係だけではなくしっかりと 良いものは良い駄目なものはダメと伝えられる 一貫性のある態度を講師は取り、「愛情」と「社会性」の土台の上に「習慣」や「自主性」を子供の中から引き出してゆきます。それによって生きてゆく力と、新しい受験制度に対応できる学力を養成する。
こうした 教育を志しています。目先ではなく遠くに向けてボールを投げる方が確実に速い球が投げられるようになります。
その上で、今回の話のテーマに焦点を絞ると、つまり何故うちの生徒はメリハリがつけられるのかと言うところをもう少し掘り下げますと、
【その1】講師陣が長い目線で子供の人生にとってのプラスを考えている(高校受験より大学受験、しかしそこもゴールではない、子供の豊かな人生の為の教育という信念)だからこそぶれない軸で子供に毅然と指導が出来る。
【その2】 面談や社会科見学など、他の塾よりも圧倒的に子供のことを考えて、更に行動に移すことで「愛情」をしっかりと伝えているから、宿題をさぼるとか、姿勢が悪い、態度が悪い、というような 人として良くないことはダメだとはっきり注意する「社会性を育てる」ことに子供が耳を貸す
この2つを駿英の講師は抑えている。 これが答えです。
つまりぶれない信念を持ち、愛情は持って毅然と接するからこそ、子供には伝わります。そして実はそうした尊敬できる大人の存在を、子供たちは求めています。尊敬できる指導者に巡り合うことこそが 子供の能力、才能を開花させるための前提になります。
これに関連したことですが、学校の先生からも聞いたことがありますし、多くのお母様お父様からも相談で聞くのは
「どう子供を叱ればいいのか分からない」
「これはOKなのか否か、分からない」
「どこまで踏み込んでいいのか?」
と言った内容です。
考える軸としては
「これを許可することはこの子にとってプラスになるのか?マイナスになるのか?」
「長い目線で見てよい事例になるのか、習慣化した時に良いことなのか?」
ここをブラさず、尚且つ普段からしっかりと子供とコミュニケーションを取っていれば自信を持って 白黒はっきりと伝えられると思います。自信を持って提言してくれる大人が周りにいない子供は不幸です。子供の為に、まずは大人がぶれない軸を持つこと。当たり前ですが、これが教育のすべてではないでしょうか。
ただ、ご家庭では、お仕事その他でなかなか構ってあげられない という事情もあると思います。ですので私たちにお任せください。と言うのが 当塾で掲げる「トラスト教育」になります。
勉強だけやれればいいという 料簡の狭い、スケールの小さい方針を掲げた教育が、社会に適合できない子、自分のことしか考えられない人間を多く作ってきた歴史が日本にはあります。
だからこそ 視点を高く上げて、大きなスケールで子供たちがしっかりと生きてゆける力をつけられる教育を 継続、発展させていきたいと駿英ゼミナールでは考えています。
子供に一時的に嫌われる。正直うちでは全くそれは怖くありません。子供の好きにさせる、子供が答えを全部知っているならば、子供の気分に任せることが正解ならば、大谷翔平にコーチは必要なかったということになります。イチローも同じくです。
目標は子供本人が決めるべきです。ただ達成の為のプロセス、道のりはこちらがしっかりコーチングしてあげる必要があります。子供は今現在の気分で、楽な方へ流されることが将来の自分の損失になることが分かりません。ですから私たちが必要なのです。
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そして、子供の大きな願いや目標を達成させてあげるために、時には嫌われ役になることをいとわない、泥に手を突っ込むことをいとわない、その代わり頑張ったプロセス、成長を見逃さずに認めてあげよう。そうした講師を駿英ゼミナールでは育成しています。
しっかりと子供と向き合って、ご家庭の負担減らし、ご家庭の家庭円満をプロデュースできるような学習塾、場を作ってまいりますので、今後もお任せください。
ただ勉強もかなりしっかり指導していますので、そこはそこでご安心ください。昨日は中一のキャリア教育にて「勉強のやり方講座」を実施しました。何人かの子供たちの感想を載せますのでご覧ください。