先生ブログ
コロナウイルス、学校臨時休校に対しての駿英ゼミナールの見解
2020年02月28日 13:46
今日は高校入試本番で、講師全員で最後の応援へ行き という内容のブログを書くつもりでしたが、それよりも先に 塾として明快にしなければいけない問題が立ち上がりましたので、そこに関しての返答を書かせていただきます。
結論を先に言ってしまうと、駿英ゼミナールは休校しません。むしろ開放します。
一ヶ月学校がないとします。果たして子供たちは家で大人しく、コロナに怯えて静かにしているでしょうか?お家にご両親のどちらかが常にいらっしゃるご家庭ならまだしも、 共働きのご家庭、お父様お母さまどちらかも家にはいないご家庭の方が多い中で、 全て子供の行動をコントロールすることは相当難易度が高い問題であると思います。
普段学校がある時期の子どもと、夏休み中の子ども、どちらの方が羽を伸ばすでしょうか? 少なくとも私が小学生だったら、これは遊べる!と外へ羽を伸ばすと思います。
そしてうちに通う子供たちも、下手をすると繁華街に繰り出すかも知れず、遠くに遊びに行くかも知れず、イオンで溜まる可能性もあります。30日以上家の中だけに、エネルギー有り余る子供たちを軟禁することは相当に難しいです。
何処かの時点で、外に飛び出す可能性があります。
それって学校に行くよりも危険ではないですか?
そう考えたときに、駿英は逆を行きます。
閉鎖ではなく開放です。むしろ外には出ずに塾に来なさい。 そして南浦和の外には出るな。と伝えます。
昼から空いてますからとりあえず塾に来ましょうと伝えますし、そうした塾に行く時間を考えたら遠くにも行けませんよね。
ですので他の塾ではイベントは延期、その代わりに授業はやりますと表明していますが、
うちは授業はやるだけでなく、上記の通りむしろ昼からうちに来なさいという方針でいきます。
そして
①何故、今このような状況になっているのか?
②ここから学べることはあるのか?
⓷塾としての方針考え方
この三つを子供に伝えるべきだし。教育機関として。それは必ずやるべきことであると確信をしています。
こういう時こそやるべきことを粛々とやるべきだと考えています。
学童も保育所も満杯状態なようです。 当たり前ですよね。
ですので、駿英ではむしろ塾を開放し、こういう時だからこそ伝えられることを子供に伝えていきたい、行きましょうと考えています。
皆さんご賛同よろしくお願いいたします。教養クラスでは
今マスクが不足している是非について、そもそも感染確率はどれくらいなのか、数学を用いて正しい情報の読み取り方、そういった基本的なリテラシーを学んでもらう良い機会に出来ればと考えております。
トイレットペーパーが薬局から消える、 どういったことを学んでいけばこうした自分のことしか考えないから起こる事態を防止できるようになるか、という大きな、道徳的な議題を子供たちに考えてもらう良い機会にもなります。
そう言った意味では
教科横断して考える大切な素材として社会問題を扱うという、学問、勉強の大きな意義に触れる素材として活用していきたいと考えております。詳細はまた追って連絡いたしますが、塾内で配布する手紙内容も 下に書いておきますので、ご一読ください。
駿英ゼミナール 中山健太郎
保護者様各位
駿英ゼミナールは、全ての学校が休校という異常事態の中、変わらない日常を提供します。
いつもの曜日、いつもの時間に子ども達を迎えます。
ただし、以下の条件に該当した場合は、全教室休校と致します。
当塾に罹患者又はその恐れがあるもの(保護者、講師家族)
存在が判明した場合
今後もお子様をお預かりするにあたり、以下のルールをお守りください。
1 発熱 倦怠感がある場合は、自宅にて療養ください。
2 教室に入る際はうがい、手洗い、消毒にご協力ください