ご家庭の皆さま方へ
　連日の報道を見るにつけ、駿英はいつも通りの営業をするのかどうか、この時期に塾を開けることはいかがなものかと、不安に思われている方も多いと思います。　現状を踏まえた上での駿英ゼミナールの今後の方針を伝えたいとおもいます。

【１、現状】
まず小中学校、高校の方針としては
①公立小中学校・・分散登校、GWまで約５回登校。午前中のみ
②私立中学校、高校・・・学校によりけりですが、　共通しているのは、行くとしても午前中のみの登校ということです。

【２、駿英の方針】
　それを踏まえた上で駿英ゼミナールでは、授業を行います。開校します。
そして学校がない分、時間を繰り上げて、　早い時間での授業を行う　という方向も考えています。つまり、ご家庭の保護者が帰ってくるまでの時間に、家で子供だけの時間を少なくする。毎日ではないですが、通常回数授業を行うということです。　ちゃんと子供の行動をコントロールが出来る場を継続して作るということです。

(動機その１)．　子どもたち、ご家庭の安全への協力の場
子供が自由な時間が余っていた時に、更に家に大人がいない場合に全員、家に閉じ込めることが出来るとは思えません。実際今日来ている中１の子達も外で遊んできたと言っていましたので、消毒させました。
　その中で、塾が一つ楔のような形で、夕方までの時間に勉強をさせることで、外部や人の多いところへ飛び出しやすい機会を無くす。安全と安心を確保する。そして注意喚起する場として機能することで貢献できるのではないかと考えています。勉強の習慣を絶やさないというのは、これに比べたらおまけです。共働きのご家庭が今はほとんどですから、そこは協力させて頂きます。

(動機その２)　　変わらない日常の場を残す。　
これから恐らく、普段とは違う日常が続きます。普段の日常が戻ってくる日のめどがいつ立つかと言えば、読めません。その中で、大変で危ないからということで休業するというのはあまりにも無責任ではないかと考えています。　横行する様々な情報にただ反応するのではなく、この中でもきっちりやれることをして、むしろ正しい情報喚起をする場として、安全に　日常生活を、子供と家庭に提供するための最善を尽くすことが、地域に支えてもらってきた駿英ゼミナールがとるべき行動であると考えています。　極端な言い方ですが、ここで塾も休みますというのは、
　その後の子どもの安全は各ご家庭で、お考え下さい。それぞれの自己責任です。という形になります。　
　駿英ゼミナールで掲げております、「家庭円満をプロデユースする」この言葉の中には、当たり前ですが家庭や子供の肉体面、精神面での安心、安全に協力してゆく、守ってゆく、という意味も含まれています。その上で、変わらず安全で学習できる場を継続して提供していきます。

【３、まとめ、今後の行動】
　課題は多々あります。が、それらと向き合いながら現在掲げる方針としては上記した通りになります。今当塾でやっていくこととしては
①手洗い、消毒、うがいは必ずさせる。　知っている子、授業持っている子、関係なく、こういった時だからこそ、しつこく声をかけます。手は洗った？です。むしろ連れて行きます手洗い場まで。もちろん自分たちもやります。
②マスクは講師はかけます。
③各校舎の消毒液で２時間に一回、取手、机、いす　消毒。人が使ったところを、拭きます。換気をします
④塾外で　なるべく人の多いところへは行かないことも、子供にしつこく伝えて行きます。　不特定多数が集まる場所（※）へ行くことのリスクも伝えます
　※集まる人間の行動範囲が広いということと、全員に一律の　衛生意識を浸透させることは、塾と違い、できないということです。

そして　もう一点は　やるべきことをやって行くことが大事だということも伝えないといけません。それをせずに　全員で集団ヒステリー状況になることのリスク、なんとなくの情報に流されて、テレビで見た台詞をそのままいう　大人になってはいけないということも、同時に伝えて行きたいところです。適切に対策をしたうえで、信念を持って駿英ゼミナールは開校してゆきますので、お任せください。よろしくおねがいします。 


　　　　　　　　　令和２年４月４日　駿英ゼミナール　代表　中山健太郎