駿英ゼミナールは南浦和、さいたま市南区の小学生、中学生、高校生対応の個別指導x少人数授業による受験を徹底サポートする学習塾です。



先生ブログ

緊急事態宣言を受けて

代表

2020年04月08日 0:10


こんにちは、 前回から見て短いスパンですが、今回の緊急事態宣言を受けた上で、また駿英の方針を伝えたいと思います。

 その前にまず現状を把握し直します

①特徴

SARS・・すべての感染者が重症化した。それによりすべての感染連鎖を検出し、全て断ち切ることで封じ込めに成功した

新型コロナ・・多くの感染者が、無症候・軽症であり、すべての感染連鎖を見つけることはほぼ不可能

➡長期化する ことが前提 になります。つまり自分がかかっているという前提のもとに長期対策、自他ともにの予防を考えることが必要になります。

②現状のコロナへの国の方針

巷で言われている通り、早期に終息というのは目指してはいるものの現状難しいという判断のもとに、世界的にも日本においても「ピークを先延ばしにする」

という方針だというのは、皆さんよく聞くと思います。どういうことでしょうか?

(その1 治療を受けられず死に至る人の人数を減らす)

 ピークは必ず来るという前提のもとに、 ピーク時のてっぺん、感染者数を減らすためには、なるべく急激な感染者数増を抑えることで、なだらかな曲線にする必要があり、低い山に出来れば医療の限界ラインを超える患者数を減らすことが出来ます(下の図の通り)

※下の図で、横の実線の上に飛び出ている曲線部分の人たちは治療を受けられない人たちになります。

 
(その2 治療法の発見を待つ)

 更にピークの到来を遅らせることで治療法の発見の為の時間を稼ぐ、情報を収集する時間を稼ぐ。極端に言えばピークが来る前に治療法やワクチンが発見されれば、重症になる人が増える前に事前に治療できるので、人類が克服してきた結核やインフルエンザと同等レベルに危険度は下がります。

(その3 医療体制を整える)

 埼玉はまだ余裕があるようですが、都内に関しては受け入れる体制が足りていない、整っていないところが多々あるようで、そう考えたときに、ピークを遅らせることにより、
 その間に受け入れ態勢を整えるという狙いもあります。

(まとめ) 

 これらすべての「ピークを遅らせる」動機を見た上ですが、現実として受け止めなければいけないのは、「ピークは必ず来る」ということです。それが遅いか、高いか、低いか。そこの勝負になっているということです。

 さらに上の図だとちょっとわかりにくいですが、ピークを遅らせるということは、終息する時期は伸びるということです。山はなだらかになったが、0地点までに到達するのは時間がかかるということです。イタリアの逆ですね。すそ野が広い山になるということです。

そう考えたときに

「どこの時点でもう安全と考えるのか」という部分において、つまり今まで通り生活していいですよという状況になるのが、いつなのかという部分は 予測するのが難しい部分になります。

③そのうえで駿英ゼミナールの方針

では駿英ゼミナールにおいて、どのような方針で行くのかについてですが

A、世の中が安全だと認識をするまで活動を自粛する(いつになるか分からない)

B、方法を考え活動する。

この2拓しかありません。

先に結論を言うとBを選びます。

(理由1 何に目を向けるのか耳を傾けるのか)

駿英では、基本的に必要としている人がいる限り、授業をする、営業する方法を考えるというのは当たり前のことと考えています。
 非常識に感じるかもしれませんが、 緊急事態宣言が出ているのにも関わらずやっていることに対する後ろ指みたいなものは、重要ではなく、あくまで現在通って下さっている家庭と子供の声にのみ耳を傾けていくという姿勢は変わりません。
あと、気にする点があるとしたら、衛生的にどのように 予防していくのか、どのように安全な環境にしていくのかということです。そして、安倍総理が緊急事態宣言をしたからと言ってウイルスが活性化するわけではないので、それによって何かが変わるという考えは 全くありません。 変わらずリスクがある。それは宣言前後で変わらない。あえて言うなら今後更新される数字を見て判断はしていきます。


 あと、私にとっては

1、駿英を信頼し、通いたいと思っている生徒、家庭

2、働いてくれている先生達の意向

3、塾の継続

これら上から順番に優先になります。

地域の人たちに支えられて駿英ゼミナールはここまで来ました。極端な言い方ですが、仮に戦争が始まったとしても必要とされる家庭や子供がいる以上、営業するのは当然のことと思っております。地域の皆さんの支持があって今も存在していますので。それは、当然だと思います。

ただ、それを世間という曖昧なものでなく、通われているご家庭の意向、どうしても通いたくない、お休みしたいという意向は尊重しますし、来られなかったフォローについては落ち着いた時点でするつもりはあります。(どちらにせよ、何か月のもわたって学校へ行けない日々が子供たちは続いていて、例年に比べ勉強の絶対量は落ちていますので、そのフォローに関してはどのみち駿英では行いますので、ご安心ください。後述いたします)

(理由2 この時期にも支えて頂いたご家庭へ)
そして、こういった時期だからこそ、個人も組織も真価をとわれているものとも考えています。1月以降、駿英近辺でつぶれた塾は実は多くあります。
そんな時期にも駿英には子供を通わせて頂き、ありがたい限りです。自分たちの方針は間違っていないという気持ちと、ご家庭に対してやれることは全力でやって行きたい。支持して頂いた分、しっかり返していきたい。そう考えております。
またこの状況下でも、全力で指導に当たって来てくれた講師陣の頑張りには誇りを感じています。

そう考えますと、宣言自体よりも、耳を傾ける場所は、内側になります。

あとは専門家の話や数字によって判断はしたいと考えています。

(やってゆくこと)

その上で上記した通り、自分達でちゃんと考えてやって行かないといけないことは間違いないので、今後やって行くことをお伝えします

1.初めの1,2週の授業内で 希望の生徒にはネット授業に関しての紹介をする

 (ネット授業を駿英でも考えています)基本は希望であればネットで参加もできるとい

 う形は作ります

2、マスクは買います。生徒でも、持っていない着けていない子には配布します。

(今運送も込み合っているようです、届き次第用意します)

3、手洗いうがい、消毒はひき続き実施していきます。
 4、様子を見ながら、早めの授業に出来るところは 早めの時間に変えていきます(心理的なものではあると思いますが、気持ちの面も大事なので)

5、コロナによってしばらくの間の学習面での遅れ、後退は今後も出てくるはずです。それに対して フォローをする。夏頃ですかね。そこは実施の宣言はしていきます。

1、に関しては 急ではあるのは私の先見の明の無さによるものなのですが、何とかできるという形を保つことは 必要かと思っています。そこも随時お知らせしていきます。

 長くなりましたが、判断はそれぞれのご家庭にお任せしますが、駿英は変わらずお子様方をお待ちしています。
 教室自体は一時より昨年度と同じ曜日に空けていますので、学校がない分、自習に来られるのであれば 早めにいらしてください。手を洗ってもらい、消毒をし、換気扇は回しっぱなしで、ドアでの換気も2時間に一回します。よろしくお願いいたします。

           令和2年 4月7日 駿英ゼミナール 代表 中山健太郎

無料体験レッスン
見学のお申込み、ご不明な点、各コースのご不明な点など、お気軽にお問い合わせ下さい。 またコンタクトフォームでもご質問を受け付けしています、お気軽にメッセージをどうぞ。

copyright 2018 sunei-seminar all rights reserved.